ASMO-449 (ISO 9036) 版は こちら。 ASMO-708 (ISO 8859-6) 版は こちら。
アラビヤ文字の符号化文字集合は十指にあまるほど多くの種類があるが, 広く用いられているものに
ASMO-449 はやや時代遅れだが今でも使われている。 たとえば ArabTeX を使い, 下のような LaTeX 文書を作れば読むことができる (2εの場合)。 これが今のところ ASMO のテキストを読む一番手軽で確実な方法だ。 ただし arabtext 環境では \obeylines はエラーになるので, もとのテキストの改行をそのまま生かすわけにはいかない。
\documentclass{article}
\usepackage{arabtex,asmo449}
\begin{document}
\setcode{asmo449}
\begin{arabtext}
\input s690-449.txt
\end{arabtext}
\end{document}
ArabTeX は
ftp://ftp.informatik.uni-stuttgart.de/pub/TeX/arabtex/
から得ることができる。
ASMO-708 は今のところもっともよく使われているようである。 GL (21-7E) に ASCII を, GR (A0-FF) にアラビヤ文字を置く。 アラビヤ文字部分はおおまかに言うと上記 ASMO-449 の MSB を立てた形になっている。
ASMO-708 はもともと al-Nafitha という DOS をアラビヤ語化するソフトで 使われていたコードで, 罫線文字を定義しているなど実際には ISO 8859-6 と異なるし, 変種がいくつもあるが, これらの特殊文字のためには ISO 8859-6 で未定義の符号位置を利用しているので, 共通部分だけを使うようにすれば問題ない。 Macintosh の Arabic Language Kit で使える MacArabic も ISO 8859-6 の未定義部分にペルシャ語やウルドゥー語用の文字を追加したものなので ISO 8859-6 との互換性がある。 ただしアラブ式の算用数字を 30-39 ではなく B0-B9 に置いている。
上記 ArabTeX でも asmo449 のかわりに iso88596 パッケージを使うことで ASMO-708 のテキストを読むことができるが, pLaTeX ではエラーになるため, オリジナルの LaTeX を使うこと。
Mule でもアラビヤ文字が使えるには使えるが, コード体系が Mule 独自であるために ASMO のテキストを読むことはできない。 (Mule でアラビヤ語を使うためのフォントは ftp://etlport.etl.go.jp/pub/mule/fonts/non-cjk/ にある)
アラビヤ語版 Windows で使っている codepage 1251 も 8bit コードだが ASMO-708 と互換性がない独自体系なので要注意。
Windows で ASMO の使える市販の製品を売っている会社には, 以下のようなものがあるらしい。
なお Arabic-software-map FAQ も参考になる。