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		<title>massangeana のいろいろ</title>
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		<description>massangeana のいろいろ</description>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
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		<title>米国が夏時間にはいる</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/cale/dst2008.htm</link>
		<description>暦のうえでは春ですが :-) 今年は 3/9 から夏時間にはいりました。</description>
		<dc:subject>こよみ</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-03-10T12:23+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
暦のうえでは春ですが :-) 今年は 3/9 から夏時間にはいりました。
</p>]]></content:encoded>
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	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/cale/kanototori.htm">
		<title>辛酉改元復活案</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/cale/kanototori.htm</link>
		<description>ぜんぜん本気でない改元法改良案。げんざい用いられている一世一元の制というのは, 日本においては明治からはじまったもので, あまり伝統的とは言えない。それに即位(踐祚)によって改元するのでは,いつ改元するのかをあらかじめ知ることができないので,一時的に混乱がおきるのをさけられない。いっそのこと, 即位改元をやめて, かわりに辛酉改元の伝統を復活させてはどうかとおもう。辛酉年に元号を変えることは, 延喜(901)にはじまり, それ以降, 戦国(1561)・江戸初期(1621)を例外として, 毎回改元をおこなってきた。即位改元のほうはおこなわれなかったこともある(南北朝のころとか)。それに, 辛酉年は西暦の 1の位がかならず 1 になるので, 西暦との換算も便利だ。あらかじめ, 今後もちいる 50個ほどの元号を公表しておけば, さらに便利だろう。50個あれば 3000年もつ。これは神武紀元元年からいままでより長い。この方法の欠点として, 天皇の帝号を元号とは別に考えなければならないことがあるが,それは明治以前とおなじことだし, 天皇をどう呼ぶことになろうとも, 社会生活上たいした支障は出ないだろう。つぎの辛酉は 2041年なので, その前年まで平成をつづけていただいて(平成52年になる), 2041-01-01 に改元すればよい。</description>
		<dc:subject>こよみ</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-03-06T03:08+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
ぜんぜん本気でない改元法改良案。
</p>
<p>
げんざい用いられている一世一元の制というのは, 
日本においては明治からはじまったもので, 
あまり伝統的とは言えない。
それに即位(踐祚)によって改元するのでは,
いつ改元するのかをあらかじめ知ることができないので,
一時的に混乱がおきるのをさけられない。
</p>
<p>
いっそのこと, 即位改元をやめて, 
かわりに辛酉改元の伝統を復活させてはどうかとおもう。
辛酉年に元号を変えることは, 延喜(901)にはじまり, 
それ以降, 戦国(1561)・江戸初期(1621)を例外として, 毎回改元をおこなってきた。
即位改元のほうはおこなわれなかったこともある
(南北朝のころとか)。
それに, 辛酉年は西暦の 1の位がかならず 1 になるので, 西暦との換算も便利だ。
</p>
<p>
あらかじめ, 今後もちいる 50個ほどの元号を公表しておけば, 
さらに便利だろう。
50個あれば 3000年もつ。
これは神武紀元元年からいままでより長い。
</p>
<p>
この方法の欠点として, 天皇の帝号を元号とは別に考えなければならないことがあるが,
それは明治以前とおなじことだし, 
天皇をどう呼ぶことになろうとも, 社会生活上たいした支障は出ないだろう。
</p>
<p>
つぎの辛酉は 2041年なので, 
その前年まで平成をつづけていただいて(平成52年になる), 
2041-01-01 に改元すればよい。
</p>]]></content:encoded>
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	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/topo/sina2.htm">
		<title>支那 (2)</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/topo/sina2.htm</link>
		<description>黄侃『爾雅音訓』に収める「釈倭」という文章は, 日本が山東の居留民の保護を口実に膠済を占領したといっているので, 1928年ごろの文かと思われるが,秦之音変為脂那、震旦。而脂那或書支那, 此本非悪名。然自彼効西法後, 称我支那, 即含有軽藐之意という。「支那」本来の意味はわるくないのに, 近代日本のいう支那には軽蔑の意味がこもっているということ。黄侃は, 「支那」の語を積極的に用いた章炳麟に学んだのに,すでに支那に貶意を感じるようになっているわけだ。</description>
		<dc:subject>言語::地名</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-03-06T02:18+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<h4>黄侃</h4>
<p>
『爾雅音訓』に収める「釈倭」という文章は, 
日本が山東の居留民の保護を口実に膠済を占領したといっているので, 
1928年ごろの文かと思われるが,
</p>
<blockquote>
秦之音変為脂那、震旦。
而脂那或書支那, 此本非悪名。
然自彼効西法後, 称我支那, 即含有軽藐之意
</blockquote>
<p>
という。
「支那」本来の意味はわるくないのに, 
近代日本のいう支那には軽蔑の意味がこもっているということ。
黄侃は, 「支那」の語を積極的に用いた章炳麟に学んだのに,
すでに支那に貶意を感じるようになっているわけだ。
</p>]]></content:encoded>
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	</item>
	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/life/etc/ibiki.htm">
		<title>いびき</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/life/etc/ibiki.htm</link>
		<description>さいきん, いびきをかくようになったようだ。ねているさいちゅうに, じぶんがどうやっていびきをかいているのかを観察できれば,起きたあとでもいびきをかくことができるのではないかとおもうのだが,なかなかうまくいかない。</description>
		<dc:subject>生活::その他</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-03-05T01:57+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
さいきん, いびきをかくようになったようだ。
ねているさいちゅうに, 
じぶんがどうやっていびきをかいているのかを観察できれば,
起きたあとでもいびきをかくことができるのではないかとおもうのだが,
なかなかうまくいかない。
</p>]]></content:encoded>
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	</item>
	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/zh/lulu.htm">
		<title>轆轤</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/zh/lulu.htm</link>
		<description>『世説新語』排調で, 「作危語」(危険な句を, 「危」の字に韻(『切韻』でいうと支韻)をふませて作る) という遊びをやったとき,顧愷之が「井上轆轤臥嬰児」と言ったという。ここでいう「轆轤」は, 円筒形の器械で, 井戸のうえに, 軸が水平になるように置き, 手でハンドルを回転させると,つるべが巻きとられるしかけである。しかし, どうやってそんなものの上に嬰児が寝ることができるのだろう。井戸の上だから危険なのであって, 寝づらいから危険, というわけではないだろう。赤子をだいた人が, 轆轤をつかうために, 赤子を手から離してちょっと井戸端に置いた,という意味ならよいのだが,この 7字をそういう意味に解釈するのは無理のようだ。ところで, 日本でいう(陶工が使う)「ろくろ」のことを,いまの中国語では何というのだろうか?日中辞典の類で「ろくろ」をひくと, 「陶工用的旋転円盤」のような説明がされているので,ぴったりした単語がないのかもしれない。単語になっているものとしてはまず「陶鈞」があるが, これはいかにも雅語らしい。『現代漢語詞典』で「陶鈞」を引くと「製陶器時所用的転輪」と説明してあるが, 「転輪」じたいは載っていない(「転輪手槍」はある)。「転盤」というとターンテーブルになるようだ。「陶車・陶輪」というのは現代語で使われているようだが, ふつうの辞書にはあまり見あたらない。おそらく英語「potter's wheel」の直訳ではないか。『中日大辞典』には「旋床子」という語が載っていて, これはたしかにろくろのことらしいが, すくなくとも現代ではあまり用いられないようだ。</description>
		<dc:subject>言語::中国語</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-03-05T01:43+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
『世説新語』排調で, 「作危語」
(危険な句を, 「危」の字に韻(『切韻』でいうと支韻)をふませて作る) 
という遊びをやったとき,
顧愷之が「井上轆轤臥嬰児」と言ったという。
</p>
<p>
ここでいう「轆轤」は, 円筒形の器械で, 井戸のうえに, 
軸が水平になるように置き, 手でハンドルを回転させると,
つるべが巻きとられるしかけである。
</p>
<p>
しかし, どうやってそんなものの上に嬰児が寝ることができるのだろう。
井戸の上だから危険なのであって, 寝づらいから危険, というわけではないだろう。
赤子をだいた人が, 轆轤をつかうために, 
赤子を手から離してちょっと井戸端に置いた,
という意味ならよいのだが,
この 7字をそういう意味に解釈するのは無理のようだ。
</p>
<p>
ところで, 日本でいう(陶工が使う)「ろくろ」のことを,
いまの中国語では何というのだろうか?
</p>
<p>
日中辞典の類で「ろくろ」をひくと, 
「陶工用的旋転円盤」のような説明がされているので,
ぴったりした単語がないのかもしれない。
単語になっているものとしてはまず「陶鈞」があるが, 
これはいかにも雅語らしい。
『現代漢語詞典』で「陶鈞」を引くと「製陶器時所用的転輪」と説明してあるが, 
「転輪」じたいは載っていない(「転輪手槍」はある)。
「転盤」というとターンテーブルになるようだ。
「陶車・陶輪」というのは現代語で使われているようだが, 
ふつうの辞書にはあまり見あたらない。
おそらく英語「potter's wheel」の直訳ではないか。
『中日大辞典』には「旋床子」という語が載っていて, 
これはたしかにろくろのことらしいが, 
すくなくとも現代ではあまり用いられないようだ。
</p>]]></content:encoded>
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	</item>
	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/topo/sina1.htm">
		<title>支那 (1)</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/topo/sina1.htm</link>
		<description>戦前の人が「支那」について何を言っていたか, すこしずつまとめていこうとおもいます。かなりゆっくりになるかもしれませんが……竹内好1935年以降「中国文学月報」(のちに「中国文学」と解題)を発行する。その第1号には, 会名の「中国文学」は「支那文学」と同義である。固有名詞が同文の二国間で翻訳なしに通用しない不便は避けたいと思う以外に他意はない。普通名詞としては「支那文学」と言って一向差支えない。うんぬんという。竹内じしんは普通名詞としても「中国」の語を使うことが多かったようだ。しかるに, 1940 「支那と中国」(のち『日本と中国のあいだ』におさめる)では, 上で安易に「同文」云々といったことを反省している。「支那と中国」を要約すると:さいきん, 『文芸春秋』の「話の屑籠」などで,     「支那」を「中国」と称すべきという説が行われている。「支那」という言葉は, じっさい支那人から非常に嫌われている。    とくに郭沫若は「支那」の語に侮蔑を感じている。いまの支那でいう「中国」は, 中華思想とは無関係。    「中国」をこの意味で使うようになったのは,     梁啓超がはじめではないか。    梁啓超は「支那」の語も用いたが, それは外国人による称呼として,    「中国」とは区別して使用した。明治時代の日本では, 「支那」と「清国」の両方がおこなわれていたが,    大正以降は専ら「支那」と称するようになった。    「中国」は耳に熟さず, 「中華民国」の略称か,     中華思想によるものと誤解されるようになった。ただし,     左翼評論では古くから支那を「中国」とよぶことがあったらしい。この文, およびこれ以降の戦前の文章では, 竹内は主に「支那」の語を使っているようだ。</description>
		<dc:subject>言語::地名</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-03-05T01:00+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>戦前の人が「支那」について何を言っていたか, 
すこしずつまとめていこうとおもいます。
かなりゆっくりになるかもしれませんが……
</p>

<h4>竹内好</h4>
<p>
1935年以降「中国文学月報」(のちに「中国文学」と解題)を発行する。
その第1号には, 
</p>
<blockquote>
会名の「中国文学」は「支那文学」と同義である。
固有名詞が同文の二国間で翻訳なしに通用しない不便は避けたいと思う以外に
他意はない。
普通名詞としては「支那文学」と言って一向差支えない。
</blockquote>
<p>
うんぬんという。
竹内じしんは普通名詞としても「中国」の語を使うことが多かったようだ。
</p>
<p>
しかるに, 1940 「支那と中国」(のち『日本と中国のあいだ』におさめる)
では, 上で安易に「同文」云々といったことを反省している。
「支那と中国」を要約すると:
</p>
<ul>
<li>さいきん, 『文芸春秋』の「話の屑籠」などで, 
    「支那」を「中国」と称すべきという説が行われている。</li>
<li>「支那」という言葉は, じっさい支那人から非常に嫌われている。
    とくに郭沫若は「支那」の語に侮蔑を感じている。</li>
<li>いまの支那でいう「中国」は, 中華思想とは無関係。
    「中国」をこの意味で使うようになったのは, 
    梁啓超がはじめではないか。
    梁啓超は「支那」の語も用いたが, それは外国人による称呼として,
    「中国」とは区別して使用した。</li>
<li>明治時代の日本では, 「支那」と「清国」の両方がおこなわれていたが,
    大正以降は専ら「支那」と称するようになった。
    「中国」は耳に熟さず, 「中華民国」の略称か, 
    中華思想によるものと誤解されるようになった。</li>
<li>ただし, 
    左翼評論では古くから支那を「中国」とよぶことがあったらしい。</li>
</ul>
<p>
この文, およびこれ以降の戦前の文章では, 
竹内は主に「支那」の語を使っているようだ。
</p>]]></content:encoded>
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	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/blosxom/biglobestop.htm">
		<title>BIGLOBE を解約した</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/blosxom/biglobestop.htm</link>
		<description>すでに Web ページを置くための費用(月525円)以外は無料のコースだったので, 金額的にはそれほど大した問題ではないが, ぜんぜん利用していなかったので, 解約した。PC-VAN からかぞえると, ほぼ 20年間利用したことになる。</description>
		<dc:subject>blosxom</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-02-08T01:18+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
すでに Web ページを置くための費用(月525円)以外は無料のコースだったので, 
金額的にはそれほど大した問題ではないが, 
ぜんぜん利用していなかったので, 解約した。
PC-VAN からかぞえると, ほぼ 20年間利用したことになる。
</p>]]></content:encoded>
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	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/ja/ywai.htm">
		<title>「Y小化」とか</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/ja/ywai.htm</link>
		<description>「Y談」を Google で調べると 44,400件ある。なかには「Yさん談」の意味で使っているのもあるのかもしれないが,だいたいは「猥談」の意味のようだ。「Yセツ」は 7,560件。入力のめんどうくさそうな「Y褻」も, 555件と意外に多い。「卑Y」も 1,220件ヒットする。「Y雑」は 103件。「淫Y」は 34件(関係ないのもまじっているが)。「わい」と読む, 日ごろ使いそうな漢字には, 「猥」のほかに「穢・歪・矮・賄」などがあるが,これらを「Y」でおきかえたものは, あまり使われていないようだ。「Y賂」は 46件, 「白色Y星」は 2件。「Y小化」は 7件あるが, ぐうぜんアスキーアートがひっかかったもの。「Y曲・汚Y・醜Y」なども, 検索にひっかかるのはおおむね ぐうぜんの一致のようだ。</description>
		<dc:subject>言語::日本語</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-02-06T20:37+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
「Y談」を Google で調べると 44,400件ある。
なかには「Yさん談」の意味で使っているのもあるのかもしれないが,
だいたいは「猥談」の意味のようだ。
「Yセツ」は 7,560件。
入力のめんどうくさそうな「Y褻」も, 555件と意外に多い。
「卑Y」も 1,220件ヒットする。
「Y雑」は 103件。
「淫Y」は 34件(関係ないのもまじっているが)。
</p>
<p>
「わい」と読む, 日ごろ使いそうな漢字には, 
「猥」のほかに「穢・歪・矮・賄」などがあるが,
これらを「Y」でおきかえたものは, あまり使われていないようだ。
「Y賂」は 46件, 「白色Y星」は 2件。
「Y小化」は 7件あるが, ぐうぜんアスキーアートがひっかかったもの。
「Y曲・汚Y・醜Y」なども, 検索にひっかかるのはおおむね 
ぐうぜんの一致のようだ。
</p>]]></content:encoded>
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	</item>
	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/life/kago/mono2008.htm">
		<title>モノレール</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/life/kago/mono2008.htm</link>
		<description>「正月帰省2008」でひとつ書きわすれていた。羽田へ行くのに数年ぶりに東京モノレールを利用したのだが,ずいぶん快適になっていたので, おどろいた。快速が便利であるだけでなく, JR からの乗りかえが楽になっていたのがうれしい。そういえば, 乗りかえで階段をのぼりおりしなければならないのがめんどうだという理由で,モノレールを敬遠して京急に変えたことをおもいだした(新宿方面からだと浜松町より品川が近いこともあるが)。</description>
		<dc:subject>生活::鹿児島</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-01-31T18:54+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
「<a href="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/life/kago/kago2008.html">正月帰省2008</a>」
でひとつ書きわすれていた。
羽田へ行くのに数年ぶりに東京モノレールを利用したのだが,
ずいぶん快適になっていたので, おどろいた。
快速が便利であるだけでなく, 
JR からの乗りかえが楽になっていたのがうれしい。
そういえば, 
乗りかえで階段をのぼりおりしなければならないのがめんどうだという理由で,
モノレールを敬遠して京急に変えたことをおもいだした
(新宿方面からだと浜松町より品川が近いこともあるが)。
</p>]]></content:encoded>
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	</item>
	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/cale/tweelingen.htm">
		<title>双兄宮!?</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/cale/tweelingen.htm</link>
		<description>以前 「黄道十二宮の呼称 (2)」で書いた『遠西観象図説』だが,早稲田大学図書館の古典籍データベースで読むことができる。(岩波の日本思想大系にもおさめられている)たいへん読みやすい本で,さいしょのほうにイロハ順の訳語一覧表が載っている点も近代的だ。で, 『日本国語大辞典』に載っていなかった双児宮だが,この訳語表では双兄宮 テウェー、リンゲンとなっていた。「テウェー、リンゲン」とはオランダ語 tweelingen (ふたご) のことだが,しかし「双兄宮」というのは聞いたことがない。「兄」は「児」の誤りかとも思ったが, ほかの節でも「双兄宮」とある。</description>
		<dc:subject>こよみ</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-01-31T17:03+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
以前 
「<a href="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/cale/makara2.html">黄道十二宮の呼称 (2)</a>」
で書いた『遠西観象図説』だが,
早稲田大学図書館の
<a href="http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html"
  >古典籍データベース</a>
で読むことができる。
(岩波の日本思想大系にもおさめられている)
</p>
<p>
たいへん読みやすい本で,
さいしょのほうにイロハ順の訳語一覧表が載っている点も近代的だ。
</p>
<p>
で, 『日本国語大辞典』に載っていなかった双児宮だが,
この訳語表では
</p>
<blockquote>
双兄宮 テウェー、リンゲン
</blockquote>
<p>
となっていた。
「テウェー、リンゲン」とはオランダ語 tweelingen (ふたご) のことだが,
しかし「双兄宮」というのは聞いたことがない。
「兄」は「児」の誤りかとも思ったが, ほかの節でも「双兄宮」とある。
</p>]]></content:encoded>
		<trackback:ping rdf:resource="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/cale/tweelingen.trackback"/>
	</item>
	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/roma/wangliz.htm">
		<title>王力の「La romanization interdialectique」(了)</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/roma/wangliz.htm</link>
		<description>王力の区際ローマ字について, いままで「いろいろ」に書いた記事をもとに追加訂正して,「王力ローマ字について」というページを作ってみた。論文を書いているわけではないので, とりあえずこんなもので良しとしよう。ローマ字つづりは, さきに 「王力の「La romanization interdialectique」(4)」で書いたものに, さらに一箇所修正をくわえた。泰韻を (u)ai にするのではなく, oi とも ai とも異なるという意味で åiと書くことにした。日本漢字音に関するかぎり, oi だろうが ai だろうが大したちがいはないのだが,このほうが, ほかの方言(呉語・粤語など) との対応関係がわかりやすくなる。日本国憲法前文では XUAIX(会)を XUÅIX に, LAIX(頼) を LÅIX に変更する必要がある。</description>
		<dc:subject>言語::ローマ字</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-01-17T02:01+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
王力の区際ローマ字について, 
いままで「いろいろ」に書いた記事をもとに追加訂正して,
「<a href="http://www.massangeana.com/mas/charsets/wlroma.html"
  >王力ローマ字について</a>」
というページを作ってみた。
論文を書いているわけではないので, とりあえずこんなもので良しとしよう。
</p>
<p>
ローマ字つづりは, さきに 
「<a href="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/roma/wangli4.html"
  >王力の「La romanization interdialectique」(4)</a>」
で書いたものに, さらに一箇所修正をくわえた。
泰韻を (u)ai にするのではなく, oi とも ai とも異なるという意味で åi
と書くことにした。
日本漢字音に関するかぎり, oi だろうが ai だろうが大したちがいはないのだが,
このほうが, ほかの方言(呉語・粤語など) との対応関係がわかりやすくなる。
<a href="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/roma/wanglisample.html">日本国憲法前文</a>
では XUAIX(会)を XUÅIX に, LAIX(頼) を LÅIX に変更する必要がある。
</p>]]></content:encoded>
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	</item>
	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/etc/changrusheng.htm">
		<title>入声をのばしたいとき</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/etc/changrusheng.htm</link>
		<description>sci.lang でちょっとおもしろい話を見た。「nasal m and n」という題のスレッドへの投稿(これ と  これ) によると,ベトナム語やクメール語で歌う時に, -k/-t/-p などでおわる音節をのばしたい場合は,そのうしろに ŋ/n/m などの鼻音をつづけるのだそうだ。なんとなく謡曲の「のむ」うたいかたを彷彿とさせる。たとえば広東語で歌うときに, こういう歌いかたをすることがあるだろうか?</description>
		<dc:subject>言語::その他</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-01-15T18:57+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
sci.lang でちょっとおもしろい話を見た。
「nasal m and n」という題のスレッドへの投稿
(<a href="http://groups.google.com/group/sci.lang/msg/ed8f6957746ab238"
 >これ</a> と 
 <a href="http://groups.google.com/group/sci.lang/msg/3ea88b36a314cdd6"
 >これ</a>) によると,
ベトナム語やクメール語で歌う時に, -k/-t/-p などでおわる音節をのばしたい場合は,
そのうしろに ŋ/n/m などの鼻音をつづけるのだそうだ。
</p>
<p>
なんとなく謡曲の「のむ」うたいかたを彷彿とさせる。
たとえば広東語で歌うときに, 
こういう歌いかたをすることがあるだろうか?
</p>]]></content:encoded>
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	</item>
	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/life/kago/kago2008.htm">
		<title>正月帰省2008</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/life/kago/kago2008.htm</link>
		<description>2007-12-31 に飛行機で鹿児島へ。インターネットで予約したときに送ってくる QR コードを携帯電話に保存しておくと, 空港での手続きが簡単にいくということだったが,わたしが慣れないせいか, あまり簡単ではなかった。とくに手荷物検査のとき, まず携帯電話で QR コードを表示したのち, その携帯電話を検査してもらう必要があるのは,かなりめんどうくさい。羽田空港の建物のなかのようすも夏とは一変しており, どこに何があるのかわからなくて, うろうろする羽目になった。機内誌「翼の王国」の記事「ハウステンボス 宮廷庭園」に,「エレポス(暗闇)とニュクス(夜)」とあり。Google でしらべると, エレボスは 7850件, エレポスは 89件。大河ドラマのために, 鹿児島では篤姫関係のみやげものがやたら多かった。鹿児島のバスで, 降車ボタンを押すたびに運転手が「はい, ついとります」という。さいしょは「(降車用のランプが)点灯している」という意味かとおもったが, どうやら「ついとります」ではなくて, 「次, 止まります」と言っているのだと気づいた。おなじ文句をいつもくりかえして言っているので, 子音が摩滅したのだろう。東京へ戻るのには, 新幹線を使った。じつは九州新幹線に乗るのは, これがはじめて。西鹿児島駅が鹿児島中央駅に変わってから, はじめてこの駅を利用することになる。新幹線「つばめ」自体はたいへん乗りごこちがいいのだが, 新八代から「リレーつばめ」に乗りかえると急にせまくなったと感じる。しばらく乗らないあいだに, 新幹線はずいぶん速くなったね。</description>
		<dc:subject>生活::鹿児島</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2008-01-15T16:55+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
2007-12-31 に飛行機で鹿児島へ。
インターネットで予約したときに送ってくる 
QR コードを携帯電話に保存しておくと, 
空港での手続きが簡単にいくということだったが,
わたしが慣れないせいか, あまり簡単ではなかった。
とくに手荷物検査のとき, 
まず携帯電話で QR コードを表示したのち, 
その携帯電話を検査してもらう必要があるのは,
かなりめんどうくさい。
</p>
<p>
羽田空港の建物のなかのようすも夏とは一変しており, 
どこに何があるのかわからなくて, うろうろする羽目になった。
</p>
<p>
機内誌「翼の王国」の記事「ハウステンボス 宮廷庭園」に,
「エレポス(暗闇)とニュクス(夜)」とあり。
Google でしらべると, エレボスは 7850件, エレポスは 89件。
</p>
<p>
大河ドラマのために, 鹿児島では篤姫関係のみやげものがやたら多かった。
</p>
<p>
鹿児島のバスで, 降車ボタンを押すたびに運転手が
「はい, ついとります」
という。
さいしょは
「(降車用のランプが)点灯している」
という意味かとおもったが, 
どうやら「ついとります」ではなくて, 
「次, 止まります」と言っているのだと気づいた。
おなじ文句をいつもくりかえして言っているので, 子音が摩滅したのだろう。
</p>
<p><img src="http://www.massangeana.com/images/iroiro/kagoshimaeki.jpg" width="240" height="116" alt="kagoshimaeki" /><br />
東京へ戻るのには, 新幹線を使った。
じつは九州新幹線に乗るのは, これがはじめて。
西鹿児島駅が鹿児島中央駅に変わってから, 
はじめてこの駅を利用することになる。
新幹線「つばめ」自体はたいへん乗りごこちがいいのだが, 
新八代から「リレーつばめ」に乗りかえると急にせまくなったと感じる。
しばらく乗らないあいだに, 新幹線はずいぶん速くなったね。
</p>]]></content:encoded>
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	</item>
	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/zh/semi2.htm">
		<title>セミ(下)</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/zh/semi2.htm</link>
		<description>中国のセミについてまとめた本としては, 『中国蝉科志』が 227種のセミについて記す。台湾では『台湾賞蝉図鑑』がすぐれた本のようだ。しかしどちらも高価で, この文章を書くためだけに購入するのはためらわれる。とりあえず, 以下の本を読むことができた。孟緒武編著『安徽省昆虫名録』中国科学技術大学出版社, 2003。王大洲・白順江・劉建智編著『河北省昆虫蜱蟎名録』中国林業出版社, 1999。呉継伝著『中華鳴虫譜』北京出版社, 2001。    主にコオロギの類について記すが, セミなども少し記述している。    しかし, ほかの本とかなり異なる名が書いてある。饒戈編著『香港昆虫図鑑』野外動向出版社, 2006。以上の文献と Web 上の情報を総合してみると:ニイニイゼミ(Platypleura kaempferi) は蟪蛄で問題なし。北京でいう「伏天児」もニイニイゼミで, 夏のセミの代表。文献3 だけは蟪蛄を Suisha coreana (チョウセンケナガニイニイ)としているが, 「4月に鳴きはじめる」と書いてあるところからみると, やはりニイニイゼミのほうではあるまいか(それでも早すぎるが)。日本ではなぜか蟪蛄をツクツクボウシとすることがあるが, 「蟪蛄不知春秋」と荘子にいうのに, 秋を知るツクツクボウシではおかしい。『本草綱目』に「秋月鳴而色青紫者」としているのが原因か?ツクツクボウシ(Meimuna opalifera)は寒蝉でよいはずだが, これまた文献3 だけが「寒蛁蟟蝉」という異なる名前にしている。ミンミンゼミ(Oncotympana maculaticollis) は蛁蟟だが,ただし一般には鳴鳴蝉というようだ。『新華字典』に「蛁」の字は載ってすらいない。ちなみに, 文献3 には「嗚嗚蝉」という, たいへんまぎらわしい名のセミが載っている。クマゼミ(Cryptotympana facialis) が属する Cryptotympana は, 中国語では蚱蝉属だが, たんに蚱蝉というと C. atrata (スジアカクマゼミ) であって, 日本のクマゼミとは異なるようだ。アブラゼミ(Graptopsaltria nigrofuscata) は, あまり中国では一般的ではないようだ。文献3 では「黒褐蜩蝉」と書いているが, どうもこの本は信用ならない。同属の胡蝉(G. tienta)というのは いる(これまた文献3 は「鳴褐蜩蝉」というべつの名前で呼ぶ)。『新日漢辞典』のあげる「梨蜩」というのは, Google では 102件見つかるが,その多くは日本文学の翻訳。文献1 に「梨鳴蜩 (G. colorata)」というのが載っているので, これに由来するのだろうか。ヒグラシ(Tanna japonicus) は, わたしの見た本には載っていなかった。どうも Tanna は南のほうにしかいないらしい。属名としては螗蝉でよいようで, 文献1 には, 同属の高山螗蝉(Tanna obliqua)というのが載っていた。台湾には Tanna が数種いて, 暮蝉属としているが, この名前は日本語の「ヒグラシ」に由来するのではなかろうか。『爾雅』・『方言』などに見られる「蜋蜩・蚻・蠽・蝒・蜺・蝘・螓・寒螿・螇螰」の類は古語であって, 今は使われないもののようだ。文献3 には Melampsalta pellosama (緑寒蝤蝉)というセミを「寒螿」としているが,ほかの本には載っていない。追記: pellosama は pellosoma の誤りではないかとおもうが, 甘粛省自然科技資源 昆虫資源庫でも pellosama になっていた。日本では『和名抄』のころから「茅蜩」をヒグラシにあてているし,「蜩」だけでもヒグラシと読んでいるが, すくなくとも現代中国では「茅蜩・蜩」はアブラゼミのことのようだ。(ただし, 昆虫の専門書以外では, 「蜩」はたんにセミの古名としか記してないことが多い)なお「知了」というのは特定の種ではなく, 蚱蝉のことだったり鳴鳴蝉のことだったりするようだ。</description>
		<dc:subject>言語::中国語</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2007-12-22T23:03+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
中国のセミについてまとめた本としては, 
『中国蝉科志』が 227種のセミについて記す。
台湾では『台湾賞蝉図鑑』がすぐれた本のようだ。
しかしどちらも高価で, この文章を書くためだけに購入するのはためらわれる。
</p>

<p>とりあえず, 以下の本を読むことができた。</p>
<ol>
<li>孟緒武編著『安徽省昆虫名録』中国科学技術大学出版社, 2003。</li>
<li>王大洲・白順江・劉建智編著『河北省昆虫蜱蟎名録』中国林業出版社, 1999。</li>
<li>呉継伝著『中華鳴虫譜』北京出版社, 2001。
    主にコオロギの類について記すが, セミなども少し記述している。
    しかし, ほかの本とかなり異なる名が書いてある。</li>
<li>饒戈編著『香港昆虫図鑑』野外動向出版社, 2006。</li>
</ol>

<p>以上の文献と Web 上の情報を総合してみると:</p>

<ul>
<li>ニイニイゼミ(Platypleura kaempferi) は蟪蛄で問題なし。
北京でいう「伏天児」もニイニイゼミで, 夏のセミの代表。
文献3 だけは蟪蛄を Suisha coreana (チョウセンケナガニイニイ)
としているが, 「4月に鳴きはじめる」と書いてあるところからみると, 
やはりニイニイゼミのほうではあるまいか(それでも早すぎるが)。
<br />
日本ではなぜか蟪蛄をツクツクボウシとすることがあるが, 
「蟪蛄不知春秋」と荘子にいうのに, 秋を知るツクツクボウシではおかしい。
『本草綱目』に「秋月鳴而色青紫者」としているのが原因か?
</li>

<li>ツクツクボウシ(Meimuna opalifera)
は寒蝉でよいはずだが, 
これまた文献3 だけが「寒蛁蟟蝉」という異なる名前にしている。
</li>

<li>ミンミンゼミ(Oncotympana maculaticollis) は蛁蟟だが,
ただし一般には鳴鳴蝉というようだ。
『新華字典』に「蛁」の字は載ってすらいない。
<br />
ちなみに, 文献3 には
「嗚嗚蝉」という, 
たいへんまぎらわしい名のセミが載っている。
</li>

<li>クマゼミ(Cryptotympana facialis) が属する Cryptotympana は, 
中国語では蚱蝉属だが, たんに蚱蝉というと C. atrata (スジアカクマゼミ) 
であって, 日本のクマゼミとは異なるようだ。
</li>

<li>アブラゼミ(Graptopsaltria nigrofuscata) は, 
あまり中国では一般的ではないようだ。
文献3 では「黒褐蜩蝉」と書いているが, どうもこの本は信用ならない。
同属の胡蝉(G. tienta)というのは いる(これまた文献3 は「鳴褐蜩蝉」という
べつの名前で呼ぶ)。
『新日漢辞典』のあげる「梨蜩」というのは, Google では 102件見つかるが,
その多くは日本文学の翻訳。
文献1 に「梨鳴蜩 (G. colorata)」というのが載っているので, 
これに由来するのだろうか。
</li>

<li>ヒグラシ(Tanna japonicus) は, わたしの見た本には載っていなかった。
どうも Tanna は南のほうにしかいないらしい。
属名としては螗蝉でよいようで, 
文献1 には, 同属の高山螗蝉(Tanna obliqua)というのが載っていた。
台湾には Tanna が数種いて, 暮蝉属としているが, 
この名前は日本語の「ヒグラシ」に由来するのではなかろうか。
</li>

</ul>

<p>
『爾雅』・『方言』などに見られる
「蜋蜩・蚻・蠽・蝒・蜺・蝘・螓・寒螿・螇螰」
の類は古語であって, 
今は使われないもののようだ。
文献3 には Melampsalta pellosama (緑寒蝤蝉)
というセミを「寒螿」としているが,
ほかの本には載っていない。
<br />
追記: pellosama は pellosoma の誤りではないかとおもうが, 
<a href="http://www.gsagr.ac.cn/zypt/kongchong/index.asp"
  >甘粛省自然科技資源 昆虫資源庫</a>
でも pellosama になっていた。
</p>

<p>
日本では『和名抄』のころから「茅蜩」をヒグラシにあてているし,
「蜩」だけでもヒグラシと読んでいるが, 
すくなくとも現代中国では「茅蜩・蜩」はアブラゼミのことのようだ。
(ただし, 昆虫の専門書以外では, 「蜩」はたんにセミの古名としか記してないことが多い)
</p>
<p>
なお「知了」というのは特定の種ではなく, 
蚱蝉のことだったり鳴鳴蝉のことだったりするようだ。
</p>]]></content:encoded>
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	</item>
	<item rdf:about="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/zh/semi.htm">
		<title>セミ(上)</title>
		<link>http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/zh/semi.htm</link>
		<description>「ひぐらしのなく頃に」の中国語タイトルが, 台湾では書店により「暮蝉悲鳴時」と「寒蝉鳴泣之時」とに分かれていて(cf. 中国語版Wikipedia 記事「暮蝉悲鳴時」),「ひぐらし」は暮蝉と寒蝉のどっちなのか, という話題があがっていたので,日本のセミの名前について, まず中日・日中辞典をしらべてみた。日本語中日大辞典角川大辞典現代中国語辞典新日漢辞典小学館日中辞典講談社日中辞典ニイニイゼミ蟪蛄, 惠蛄蟪蛄蟪蛄蟪蛄蟪蛄蟪蛄ミンミンゼミ鳴蝉(総称)(なし)(なし)蝉的一種蛁蟟蛁蟟クマゼミ蚱蝉,[方]馬蝉(の一種)蚱蝉, 馬蝉(の一種)(なし)(なし)蚱蝉, 知了蚱蝉, 大知了アブラゼミ鳴蜩(総称)(なし)(なし)梨蜩秋蝉鳴蝉, 秋蝉ツクツクボウシ寒蝉, 寒蜩, 秋涼(児), [文]寒螿, [文]霓寒蝉寒蝉黒蛁蟟(寒蝉)寒蝉知了ヒグラシ(なし)寒蝉 (曹植詩を引く), 茅蜩, 秋蝉(なし)茅蜩茅蜩日本夜蝉ハルゼミ雨春蝉(なし)(なし)(日本特産)春蝉(なし)(なし)エゾゼミ花蛾蝉(なし)(なし)(なし)(なし)(なし)日本にいるセミが中国でふつうにいるとはかぎらないので, しかたない面があるのかもしれないが,ニイニイゼミが蟪蛄であるのを除いては, ひどくバラバラだ。なお中日大辞典は校訂第2版。講談社日中辞典は 2006年の版で, 小学館のものと似るが,「ひぐらし」と「つくつくぼうし」のところが大きく異なる。</description>
		<dc:subject>言語::中国語</dc:subject>
		<dc:creator>massangeana</dc:creator>
		<dc:date>2007-12-14T09:10+09:00</dc:date>
		<content:encoded><![CDATA[<p>
「ひぐらしのなく頃に」の中国語タイトルが, 台湾では書店により
「暮蝉悲鳴時」と「寒蝉鳴泣之時」とに分かれていて
(cf. 中国語版Wikipedia 記事「<a href="http://zh.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%AE%E8%9F%AC%E6%82%B2%E9%B3%B4%E6%99%82">暮蝉悲鳴時</a>」),
「ひぐらし」は暮蝉と寒蝉のどっちなのか, という話題があがっていたので,
日本のセミの名前について, まず中日・日中辞典をしらべてみた。
</p>

<table border="1">
<tr>
<th>日本語</th>
<th>中日大辞典</th>
<th>角川大辞典</th>
<th>現代<br />中国語辞典</th>
<th>新日漢辞典</th>
<th>小学館<br />日中辞典</th>
<th>講談社<br />日中辞典</th>
</tr>

<tr>
<th>ニイニイゼミ</th>
<td>蟪蛄, 惠蛄</td>
<td>蟪蛄</td>
<td>蟪蛄</td>
<td>蟪蛄</td>
<td>蟪蛄</td>
<td>蟪蛄</td>
</tr>

<tr>
<th>ミンミンゼミ</th>
<td>鳴蝉(総称)</td>
<td>(なし)</td>
<td>(なし)</td>
<td>蝉的一種</td>
<td>蛁蟟</td>
<td>蛁蟟</td>
</tr>

<tr>
<th>クマゼミ</th>
<td>蚱蝉,<br />[方]馬蝉(の一種)</td>
<td>蚱蝉,<br /> 馬蝉(の一種)</td>
<td>(なし)</td>
<td>(なし)</td>
<td>蚱蝉, 知了</td>
<td>蚱蝉, 大知了</td>
</tr>

<tr>
<th>アブラゼミ</th>
<td>鳴蜩(総称)</td>
<td>(なし)</td>
<td>(なし)</td>
<td>梨蜩</td>
<td>秋蝉</td>
<td>鳴蝉, 秋蝉</td>
</tr>

<tr>
<th>ツクツクボウシ</th>
<td>寒蝉, 寒蜩, 秋涼<br />(児), [文]寒螿, [文]霓</td>
<td>寒蝉</td>
<td>寒蝉</td>
<td>黒蛁蟟(寒蝉)</td>
<td>寒蝉</td>
<td>知了</td>
</tr>

<tr>
<th>ヒグラシ</th>
<td>(なし)</td>
<td>寒蝉 (曹植<br />詩を引く), <br />茅蜩, 秋蝉</td>
<td>(なし)</td>
<td>茅蜩</td>
<td>茅蜩</td>
<td>日本夜蝉</td>
</tr>

<tr>
<th>ハルゼミ</th>
<td>雨春蝉</td>
<td>(なし)</td>
<td>(なし)</td>
<td>(日本特産)春蝉</td>
<td>(なし)</td>
<td>(なし)</td>
</tr>

<tr>
<th>エゾゼミ</th>
<td>花蛾蝉</td>
<td>(なし)</td>
<td>(なし)</td>
<td>(なし)</td>
<td>(なし)</td>
<td>(なし)</td>
</tr>

</table>

<p>
日本にいるセミが中国でふつうにいるとはかぎらないので, 
しかたない面があるのかもしれないが,
ニイニイゼミが蟪蛄であるのを除いては, ひどくバラバラだ。
</p>
<p>
なお中日大辞典は校訂第2版。
講談社日中辞典は 2006年の版で, 小学館のものと似るが,
「ひぐらし」と「つくつくぼうし」のところが大きく異なる。
</p>]]></content:encoded>
		<trackback:ping rdf:resource="http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/lingua/zh/semi.trackback"/>
	</item>
</rdf:RDF>
