いろいろ (日記風) 1999年4月-12月

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1999-12-27

mp3 で遊ぶ。

たいていのリッパーには, 音楽 CD の各トラックをファイルに落とすときに, CDDB から曲データを取得する機能がついている。 ここ 2..3 年に出た CD ならばけっこう CDDB に登録されていることが多いが, データの誤りが少なくないことに気づいた。

ファイル名も曲名にしてくれるのだが, Windows 上では曲名に 「?」 などの文字が入っているとセーブ時にエラーになる。

また, 「(」「)」「,」などの字を含むファイルは B's Recorder 1.5 で CD-R に書き込もうとするとエラーになる。 Joliet ならばこれらの字は使ってもかまわないはずなのだが? 仕方ないので Perl でこれらの文字を取り除いてから CD-R に焼くことにする。

それにしても, WAV を mp3 に変換していると, さすがに Pentium 166MHz は時代遅れだと感じる。 MMX か 3D Now! 機能つきの CPU に取り替えた方がいいか?


1999-12-24

asahi.com。 「東亜日報会長の金炳ガン氏の母、高賢男さん死去
そういえば台湾大地震のとき(9/25) 「88時間ぶりに助けられた張景〓(チャンチンホン)君(5つ)。 (〓は「門」の内側に「宏」の下の部分) という記事もあった。


1999-12-22

CD-ROM ドライブに音楽 CD を入れて, リッパーで WAVE に変換しようとすると音がぶつぶつ切れる。 どうも CD-ROM の形式が古すぎるのが原因らしい。

いい機会なので, 新宿 Sofmap で ATAPI CD-R を購入。

さらに, ビデオCD を焼くために, I/Oデータの MPG-BOX も購入。 これはビデオ信号を mpeg1 変換してプリンタポート経由で PC 本体に送ってくれる物。 All-in-Wonder 128 のように本体にボードをさすわけではないから, 発熱で本体ごと止まったりしないし, 遅い CPU でも問題なく動く。 これでクローズドキャプションに対応していればいうことないのだが...
mpeg 編集用の iFilmEdit というソフトウェアがおまけについてくるが, どうもすべての mpeg1 フォーマットに対応しているわけではないようだ。 残念。

I/Oデータ(作っているのは韓国の会社)の HyperHyde 携帯mp3 プレーヤーを購入。 せっかくだからうんと小さいのを, と思ってこの機械にした。 液晶表示も何もないシンプルなつくりだが, とりたてて不自由とは感じない。 ただしいかにも壊れやすそう。


1999-12-16

PC Week Online Japan に, 「心配ご無用,まんざらではないWindows 2000」 という変な題の記事あり。 原文は 「OK, Windows 2000 isn't all that bad」 だった。 研究社リーダーズ英和辞典に not (so [half]) bad (まんざら)悪くない, なかなかよい (rather good) とあるのを見たものか?


1999-12-07

上原淳道(ただみち)没。 78歳。


1999-11-23

22日, 帰宅したらビデオの時計が 0:00 を指していた。 会社はなんともなかったのに, 家では停電があったらしい。
翌日の新聞を見たら「自衛隊機墜落で東京、埼玉の80万世帯が一時停電」…。 びっくり。


1999-11-17

PCWeek の 「コンセントにつなぐだけであらゆるアプリを利用できる環境の実現が OMG の目的」 という記事のなかに「美人巣モデル」という言葉がでてくるが, 「ビジネスモデル」の入力し損ないらしい。

Goo の検索エンジンがまた変わったらしい。 まだそんなに使い込んだわけではないが, 以前よりさらに使いづらくなったように思う。

米国では 10 日から「ミューツーの逆襲」を放映。 雑誌などでのレビューではかなりこき下ろされていたが, 客の入りはすごいらしい。 「タイム」の表紙にもなっている。
その前の週(11/03)の サウスパーク で「chinpoko mon」というポケモンのパロディをやっていたが, これも大受けだったようだ。 日本の企業が正義のために chinpoko mon をあつめよう, と広告を打ち, モンスターはそれを買った子供たちを洗脳して真珠湾を攻撃させたりする, というような話らしい。
参照: UMJAMS Anime News: October 1999 の記事「South Park Takes on Pokemon (10/28)」


1999-11-03

米国でもののけ姫の公開が始まっているが, 大都市のみで公開されていることもあり, もともとのアニメファンを別にすれば, それほど大きな反響があるわけではないようだ。 来年はラピュタを放映するらしいが, 題が「Castle in the Sky」になっているのは, ラピュタがスペイン語の売春婦(la puta)と解釈されてしまうためだそうな。

AltaVista の Advanced Search の画面が変更されている。 以前よりもわかりやすいが, 通常の Search 画面と見分けがつきにくくなったような。


1999-10-28

会社の(カード型の)カギを誤って駅の自動改札機に入れたら, 途中で詰まってかなりまずいことになった。


1999-10-11

勧められて読んだ「スカヤグリーグ」(Skallagrigg)。 前半はゆったりした展開だが, 後半にきてとんでもない盛り上がりを見せる。 いやあ, すごいすごい。 BASIC プログラムリストが縦書きになってるのも気にならないほど。

中村元没。86歳。


1999-09-29

月曜まで帰省していた。 羽田空港の売店で, 店の前に「生シューウマイ」「真空パックシューウマイ」と書いてある。 実際に売っていたのは「崎陽軒シウマイ」と「雄華楼シューマイ」。 両者がごっちゃになって「シューウマイ」という綴りになったのだろうか?

盆や正月に行くとたいてい休みなのでいままで行けなかった市立図書館やその隣の科学館へ行く。 科学館ではプラネタリウムで古代エジプトのなんたらという映画を観た。 オムニマックスとかいう映写方式は興味深いが, 映画そのものの内容は退屈の極み。 しかも入館に 400円払い, 映画を観るためにはさらに 500円払わなければならない。 定員 280名程度のところ, 実際の観客は 30人足らずしかいなかった。 日曜でこれだから… もうちょっと安く, 内容もおもしろくしないと採算がとれないのでは?

今年はザビエルが鹿児島に到着して 450年だそうだが, その割にあまり記念行事がないように思う。 アカデミックな記念式典とかではなくてもっと俗っぽいものがあると思っていたのだが… おみやげも, 関係ありそうなのは薩摩芋のカステラくらい?

鹿児島空港のみやげ店ではなぜか韓国物産展をやっていたが, 高麗人蔘の「人」の 2画めにチョンチョンがついているのが目立つ。

他に気がついたのは, 「降車場」が「おりば」に, 「降灰袋」が「克灰袋」に変わっていたこと。

ちょっと訂正。 15日に書いた, パイオニアのセーラームーンビデオというのは劇場用映画版であって, テレビ放送の S の英語版はまだない。


1999-09-23

書き忘れていたが, 日本に帰った直後にグロータース氏の訃報を聞いて驚いた。 8/9, 88歳。

セーラームーンR の DiC 版をオリジナルと比べるため, 日本語版のビデオを借りてきたが, おもしろい。 登場人物たちのことばはちょっと聞くと乱暴だが, 「近頃の言葉の乱れ」 が少ない。 うさぎの言葉には, むしろ 「ギッチョンチョン」(49話次回予告) 「まかせてちょ」(67話) のような古くさい要素が目立つ。 (文末の「〜っしょ」は古いのか新しいのか?) いわゆる「ら抜き」も意図して避けていると思われる。 「こんなものであたしを封じれると思ってるの?」(86話) 程度しか出てこない。 54話の校内放送で「女王」を明らかに「じょうおう」と発音していたが, そのあとのまことのセリフでは「じょおう」になっていた。


1999-09-15

帰国してから忙しくて, このページを更新する余裕がなかった。 まとめ書き。

帰国するため空港に向かう途中, 前を走る車に www.woodstalk.com という URL が書いてあった。 密猟者の団体かと思って, 日本に着いてから調べてみたが, そうではなくてペイント弾で撃ちあう団体らしい。

米国で録画したビデオのクローズドキャプションをテキストに落とそうと思い, ATI の All-in-Wonder 128 を買う。 本当はもうひとつ古いバージョンの All-in-Wonder Pro を買うつもりだったのだが, すでに秋葉原の店からは姿を消してしまったようだ。 機能的にはまったく不満がない。 クローズドキャプションは, 通常のテレビと同様に画面の上に重ねて表示したり, 別なウインドウに表示したり(複数行表示可能なので見やすい), テキスト / RTF / HTML に落としたりできる。 RTF/HTML を選ぶと, 数秒おきに適当な大きさの静止画像を取り込んで本文に混ぜてくれる。 キャプチャー以外に, 静止画像や動画のキャプチャーも簡単だ。

しかし, 残念なことに, テレビ・ビデオ処理機能を動かしてから約 40分くらいで コンピュータ本体の動作が止まってしまう(ビデオ画面の表示機能だけは生きている。 つまり PC が単なるテレビになってしまう)。 ドライバを最新のものに変えても現象は変わらない。 ビデオカードがかなり熱くなるので, 発熱のせいだろうか。

その他, 起動時に 800x600 になってしまうこともある。

出張している間に諸星大二郎「西遊妖猿伝」の単行本が 3巻も増えていて驚く。 9/25 には 13巻が出るそうだ。

映画「フランダースの犬」を見た。 街並み(道幅の細いこと!)や犬がなかなかよい。 ラストが二種類ある, という話だったが, 実際には日本で公開されている悲劇版は, ハッピーエンド版のラストをちょんぎっただけのものらしい。 道理で唐突な終わり方だ。

「フランダースの犬」の原作が WEB ページ上でよめる。 挿し絵つきだ。
Dog of Flanders and Other Stories (1872): a machine-readable transcription

犬そのものについては, 以下のようなページがあった。
Bouviers van het Bergbos
Bouvier des Flandres

新宿伊勢丹でピカビア展を見る。 予想よりずっとよかった。 「透明の時代」の大作や, 写実的だけれど背景が非常に濃い緑色の作品とか, 最晩年の枯れた? 抽象画とか。

5/23 の「いろいろ」に書いたセーラームーン特集(Lunar Eclipse)だが, Save Our Sailors"Lunar Eclipse" Marathon May Have Had Second Meaning によると, R を全話やったわけではなくて, 米国で長い間テレビ放送していなかった(昨年末にようやく放送された) R の後半 17話をまとめてやったものらしい。 S の吹き替えテレビ放送は性転換や同性愛の問題が絡んでけっこう難しそうだが, パイオニアから英語字幕版ビデオが出ているらしい。 そういえば 89話は総集編+Sの予告なのだが, 米国版ではどういう形で放送したのかな? ラストまでみてればよかった。

セーラームーン関係のページといえば, Rini (宝学義明)さんの 港区麻布十番と十番町 というページはおもしろい。 都立中央図書館に行ったときに「仙台坂上」と書いたバスが走っていてちょっとびびったのを思い出す。


注: 5/13-8/8 のいろいろは BIGLOBE 上のサイトに書いたものを, あとから統合。


1999-08-08

帰国。飛行機のクラシック音楽チャンネル内容は以下の通り。

  1. ネルソン: Savanna River Holiday 序曲
    米国の作曲家。ウエストサイド風?
  2. フランク: 交響的変奏曲
  3. グリフェス: 白い孔雀 (The White Peacock)
    米国の作曲家。印象派的。
  4. ドビュッシー: 牧神の午後への前奏曲
  5. スメタナ: わが祖国
    冊子では「魔法使いの弟子」になっていたのだが...
  6. ドボルザーク: スラブ舞曲 Op46-6
  7. ベートーベン: レオノーレ序曲第三番
  8. ブリテン: 4つの海の間奏曲
  9. アイブス: 交響曲第二番より終楽章
  10. ボロディン: だったん人の踊り
  11. ヘンデル: 水上の音楽ヘ長調よりアレグロ

今回はそんなに変わった曲はなかった。 いっぽう別のチャンネルではコープランド生誕約100年記念(じつは 99年)をやっていた。 コープランドの肉声の録音など, なかなか興味深い内容だった。 番組の中で www.coplandhouse.orgwww.classicaliscool.com の紹介をしていた。


1999-08-06

「新JIS漢字」最終案公開。
http://jcs.aa.tufs.ac.jp/

雨が降って寒い。


1999-08-05

Goo で数調べ。
「考えらされ(て,た)」 6件, 「考えらされる」 2件。 関西・四国に多い? 数がかなり少ないのはカナ漢字変換ではねられる場合があるためだろう。 (「かんがえらされる」を MS-IME2000 は「考えらされる」に変換するが, MS-IME95/97, ATOK12 だと「感が選らされる」になる) 「考えらせ(る)」はなかった。

「考えらされる」は所謂「ら抜き言葉」同様, 一段動詞のラ行五段化と考えられる。 「考えらせる」だと「考えさせる」と長さが変わらないのに対して, 「考えらされる」は「考えさせられる」より短くなる利点もあるので, 「ら抜き」なみに普遍的になるかもしれない。

ほかに「みらされ」が 1件, 「省みらせ」が 1件。


1999-08-03

学術情報センター目録情報課 で, 2/28 まで 中国語資料の取扱い(案) に対する意見を募集していたそうだ。 ここまで無理して日本語読みをつけなければならないものなのだろうか。


1999-07-31

FTP で BIGLOBE に put したファイルの日付がなぜか 1998年になってしまう。 少し早い Y2K バグ?

朝から晴れで, 室内の最高気温が 25℃ を越える。 ようやく夏らしくなってきた。


1999-07-28

遅刻。 バスの「つぎ止まります」表示がスペイン語と英語の二言語表示 (Parada - Stop Requested) だった。


1999-07-27

「一からやり直す」 と 「ゼロからやり直す」 の比率について, Goo で調べようと思ったが, 活用や漢字の問題などあってなかなかうまくいかない。 結果は下の表を参照。 各項のコンマで区切った左側が「やり直〜」の頻度, 右が「やりなお〜」の頻度。

一から いちから イチから ゼロから
やり直し 440,72 25, 9 17, 3 22, 6
やり直す 156,10 6, 0 1, 1 28, 3
やり直そう 36, 4 4, 1 2, 0 3, 0
やり直さない 8, 2 0, 0 2, 0 0, 0
やり直さなければ 30, 3 1, 0 1, 0 1, 0
やり直さねば 5, 0 0, 0 0, 0 0, 0
やり直せ 0, 3 1, 0 0, 0 4, 0
やり直せば 11, 2 0, 0 0, 0 1, 0
やり直せる 5, 0 0, 0 0, 0 0, 0

他に「零からやり直す」が 3件あった。 算用数字の「0から」「1から」は Goo ではうまく検索できなかった。

「やり直し」の結果には, 「やり直した・やり直して」も含まれるようだが, 「やり直したら」は含まれないようにも見える。 最近の Goo は謎が多い。


1999-07-25

新潟の高校生の団体 10名程度と同じバスに乗り合わせた。 研修? で 3週間ほど UCSC で過ごすのだという。 新潟でも夏は暑いらしく, Santa Cruz の寒さには驚いていた。


1999-07-21

「雰囲気」が「ふいんき」だと思っている人の多いことはよく指摘されるが, さらに漢字で「不陰気」と書く人があることを知った。 Goo で「不陰気」を探すと 19件ある。 わざと誤って書いているわけではなさそうだ。


1999-07-16

「熱死」ということばは熱力学的死のことを意味する以外に, 高熱・高温によって動物や体組織が死ぬことも指すらしい。 Goo で検索すると両者が半々くらい。 まぎらわしい。 文字面からは後者の意味の方が素直に理解できる。
葛西仲哉「熱死戦線ビットウォーズ」(富士見ファンタジア文庫) というのはどっちだろう?

7/7 の「更正」は「更生」の誤り。


1999-07-08

台湾の教育部のページを見ていたら, 国語注音符号の歴史(Big5) のページがあった。 短いが大変よいページ。 「国語辞典(Big5)」は第二版(1987)以降 ローマ字の発音表記に改訂版注音符号第二式を使っている。 注音符号第一式と注音符号第二式の対照表は 路街地名英訳(Big5) などにある。 (これの元は中央日報1999-01-27 の 地名の英文表記を注音符号第二式に統一する(Big5) という報道らしい) 麻生豊さんのページ(SJIS) には gif 形式の注音符号第一式・第二式対照表(ちょっと変)がある。 台語天地(Big5) には台湾の注音符号の説明がある。


1999-07-07

朝, ダウンタウンを歩いていたら, 呼び止められて, 英語が読めるかきかれたので, 読める, と答えると小さなの聖書引用句集を私にくれた。 単にそういう聖書をくばって歩くことを使命にしている人なのか, それとも私が平日に仕事もせずに繁華街を徘徊しているので更正させようと思ったのか。

光瀬龍没(7日, 71歳)。 ロドリーゴ没(6日, 97歳)。


1999-07-06

バスに珍しく背広を着た中年紳士が乗っていたが, バスから降りるときのボタンの押し方を運転手に尋ねてきた。 観光客?

今日はあちこちの小学校に生徒が多くいる。 独立記念日の後の登校日だろうか?


1999-07-05

休み。


1999-06-22

18日に書いたスイスの硬貨だが, なぜスイスのものとわかったかというと, 表に CONFOEDERATIO HELVETICA と書いてあったから。 Helvetica がスイスのことだというのは, フォント名から多くの人が知っていると思う。 ISO 3166 でスイスの 2文字コードは CH だというのも多くの人が知っていると思うが (ISOCERNECMA も ドメイン名に .CH がついている), これも Confoederatio Helvetica の略である。 このことはたしか松本零士の 「時の歯車」(NHK出版, 注: マンガに非ず)にも書いてあったはず。


1999-06-18

50 State Quarters Program のうち, すでに発行されている Delaware と Pennsylvania の 25セントコインを見せてもらった。 普通の 25セントと比較しようと思って自分の財布から 25セントを出したら, なぜか建国 200周年記念の 25セントだった。 もっと驚いたことに, なぜか スイス の 20 Rappen 硬貨も入っていた。 色も大きさも厚みも米国の 5セント玉そっくりで, どこかで釣り銭として 5セントと誤って出されたのを気づかずそのまま財布に入れたのだろう。 自分の財布が信じられない…


1999-06-17

Star Wars は一段落して, 今はオースティンパワーズの第二作 (私を shag したスパイ) が人気。 グッズも大量に出回っている。

Anime Village の New Titles for '99 が 6/14 に更新された。 「みすてないでデイジー」 の字幕つき版は, 1巻が 6/25 に出て, その後 11月までかけて全部で 6巻出すらしい。


1999-06-11

会社の隣にある Baymonte Christian School の門の前に 「Inprise に駐車せよ」との貼り紙が。 卒業式だかなんだかで, 父兄の車が学校の敷地に収まりきらなくなったか?

「身+心」の字のページを写真集へ移動。


1999-06-10

朝 8:30 ごろ, 近所のハイスクールのプールで水泳の授業? をやっていた。 寒そう。


1999-06-08

5/21 に書いた「身+心」の字について, 福田雅史さんからメールをいただく。 [身+心]相院 の方は「シン」とよむそうで, SoBe Essentials: Jing とは暗合の可能性が高い。

Powerpuff Girls 紹介ページ を書く。 5/29 に新シリーズにはいったと書いたのは勘違いで, 新しい話はあの一回だけ, それ以降はまた再放送をやっている。

アパートを移る。 前と同じ Laureate Court 中の別の棟。 新しいアパートのビデオデッキは RCA VR344 で, 前のアパート(5/21 参照)のものよりも少しだけ番号が大きい。 使い方・機能はほぼ同じだが VCR plus+ にも対応している。 (5/21 に VCR+ と書いたのはまちがいで, 正式名称は VCR plus+ だった)


1999-06-03

午前中雨。

ATM で 300ドルを引き出す。 20ドル札15枚のうち, 旧札が 10枚, 新札が 5枚だった。

5月の最終月曜日の正式祝日名は Memorial Day でいいらしい。 United States Code で検索するといろいろ見つかるが, 根拠としてどの条文を引っ張ってくればいいのかよくわからない。 もとは 5/30 だったのが 1971 年に最終月曜に変更されたもので, 日付の上では英国の Bank Holiday と同じだが由来は別物ということだろう。

米国全体の休みの名称に 「national holiday」 「federal legal holiday」 「legal federal holiday」 と, 少なくとも 3 とおりあるようだが, どれが正式なのだろうか。


1999-06-02

今日乗ったバスはいつものよりも少し小さめで, 椅子も低い。 座るとちゃんと足が床につく (いままでのバスだとつま先しかつかなかった)。 「つぎ止まります」の表示もいままでは「STOP REQUESTED」だったのが, 今回は「BELL RANG」と短くなっていた。


1999-06-01

ノートマシンのハードディスクが, ときどき聞き慣れない音を出すようになった。 困ったな。


1999-05-30

テレビ (C-SPAN2) で, Rape of Nanking の著者 Iris Chan のインタビューをやっていた。 メモリアルデー特集番組のひとつらしい。 C-SPAN2 の番組は TV Guide に載ってないので困る。

TV Guide といえば今週の TV Guide は Star Trek: Deep Space 9 の表紙なのだが, 4種類あるらしい。 「COLLECT ALL FOUR STAR TREK COVERS THIS WEEK」 とか書いてある。 ほんとに 4冊あつめる人があるのかな?


1999-05-29

今回撮った写真をここに置いてみた。 前回はカメラを PC と接続するためのケーブルを忘れていたので, 帰ってからまとめてページを作成したが, 今回は米国にいながら更新できる。

5/31 は休みだが, メモリアルデーだという人と銀行の休日だという人がある。 春分の日と彼岸の中日のようなもの? どっちが正式なの?

PowerPuff Girls (1998-11-28 のいろいろ参照)が新シリーズにはいった。

あちこちの家でガレージセールをやっていた。


1999-05-27

昼過ぎに Japan MARK(国会図書館の書誌情報) につなげようとしたら時間外だといわれてびっくり。 今まで知らなかったが午前 5:00 - 8:00 の間は休みなのだそうだ。 ちょうど PDT の昼過ぎが日本のその時間帯にあたっているわけだ。


1999-05-26

デジカメに附属していた画像取り込みプログラムが Win98 上でまともに動かないので, 最新版をダウンロードしてインストールしたら, インストーラがシステムディレクトリ上のファイルを派手に書き換えてしまった。 そのせいだと思うが秀丸で grep を走らせると explorer が死ぬようになった。


1999-05-25

成田空港で, 600円台の Time/NewsWeek をみて 「信じられない」 と驚いている(たぶん)米国人を見かけたが, こっちでも普通に売っている雑誌はやすくない(定期購読すると安くなるそうな)。 Time/NewsWeek は定価 3.50ドル。 もともと米国の雑誌であることを考えれば, 日本で 600円台なのもそれほど暴利とは思えない。


1999-05-24

5/21 に書いた SOBE Essentials: Jing の写真を撮った。

夜, 会社の近くの映画館Star Wars Episode I を観る。 みな観た後なのか, 夜は料金が高いせいか, さすがに空席がけっこうあった。


1999-05-23

Cartoon Network でセーラームーンを一日中やっている。 セリフと口の動きがぴったりあっているのに驚き。 CG? 結局 8:00PM までかけて R を全話やったようだ。 いつからやっていたのか不明。


1999-05-22

ドラッグストアに summer special: zorries というコーナーあり。 何かとおもったらゴム草履だった。 なぜ r がふたつ?

Star Wars episode I のハブラシとかもあった。


1999-05-21

会社の近くの店に SOBE Essentials という清涼飲料水が売っていた。 「神(Shen)」と「氣(Qi)」はいいとしてもうひとつの「身+心(Jing)」の字は何だろうか。 発音からして「精」? それとも「勁」? 大原望さんの 和製漢字の辞典 にこの字がある。 暗合かどうかよくわからない。

メーン大学連合の情報機器ユーザーサポートのサイトに シャープのビデオ(XA-520)の使い方 のページがある。 これによると夏時間がちょうど終わる日の 1:30 から 2:30 まで予約した場合, 1:30 から 2:00 まで録画, そこで時刻が 1:00 に戻るのでそれから 30分はいったん停止, 2回目の 1:30 がやってきたところで録画を再開するのだそうだ。

アパートそなえつけのビデオも夏時間対応なので, 実験してみたところ, 途中で停止することはなかった。 まあ普通はそうだよな。 どっちにしても 2回目の 1:00 から 2:00 の間に始まる番組を録画するためには, 余分に録画しておかなければならないことになる。 VCR+ (日本の Gコードに相当) とかはどうなっているのだろうか。 TV Guide のバックナンバーは見られないのかな?

なお, 時刻あわせで夏時間の終わる日の 1時台にあわせた場合, かならず夏時間の(つまり 1回目の) 1時台と見なす。 つまり, 夏時間自動対応であることに気づかず, 夏時間が終わった直後にビデオの時刻を一時間戻してしまうと, その一時間後にもう一時間戻ってしまうわけだ。

夏時間自動対応を off にすることはできるが, いつからいつまで夏時間に従うかは固定されているようだ。 したがって米国以外の夏時間のある国ではこの機能は off にするしかない。

参考までに, アパートのビデオは RCA VR342 という種類だった。 RCA のページ にはすでにこの機種は載っていないが, VR349 というのが近い機種だろう。


1999-05-20

Vine Linux をダウンロードしてハードディスクからインストールしようとしたが, 途中でエラーが出てインストールできない。 かといって NFS や SAMBA 経由でインストールするのは, ネットワークカードが特殊なのでうまくいかない。 CD-R を焼くべきか?


1999-05-17

Bjarne Stroustrup's FAQ ページにいつのまにか Stroustrup の名前の正しい発音を入れた wave file が追加されている。

口語訳聖書 のページが読めなくなっている! 日本聖書協会 からクレームがついたか? 新改訳聖書 のデータベースはまだ生きているようだ。


1999-05-16

朝 5:30 はまだかなり暗いが, 6:00 にはすっかり明るくなっている。 夜は 20:30 ごろまで明るい。 緯度と, 標準時の経線からの相対的な経度を考えると, 鬱陵島か竹島あたりで夏時間を施行した場合も同じような具合になるだろう。


1999-05-14

日本のマシンに vnc でアクセスするが, 問題なく快適に使える。 ネットワークにどの程度負荷がかかるかは調べてないが…。

アパートがとれたそうなので, ホテルをひきはらってアパートにうつる。 大学の入り口のすぐそばにあり, 緑が多いが排気ガスも多い。 市の中心と大学を結ぶバスがひっきりなしに通っていく。 洗濯機・ビデオプレーヤつきだがテレビにビデオ端子がついてない。

スーパーにそばは売っているのだが, 麺つゆが売っていないので作るのが面倒くさそう。 だしのもとはあるが…。

日本からもってきた CD を聴こうとしたら CD プレーヤが壊れていた。 買うべきか?

アパートの部屋から ppp でネットワーク接続。 問題なく動いた。 よかった。


1999-05-13

成田空港には早くつきすぎてしまったので, 空港内を探索して回る。 そのうち, えらく殺風景なところにたどりつく。 どうも staff only の場所に紛れ込んでしまったらしい。 ロビーと異なり, 長い廊下の両側に鉄製の扉が並んでいるだけで, ペンキもはげちょろ。 出口を求めてうろうろするうちに, 爆弾を仕掛けるのに具合のよさそうな動力室にはいりこんだりした。

出発ロビーは新しくなっていて, ちょっと迷う。 飛行機はいつもと同じ American Airline だが, JAL が相乗り(正確な用語がわからん)していて, 機体もボーイング 777 になっていた。 各席にテレビが備え付けられているのだが, ひじを乗せる部分にテレビのスイッチがあるので, ひじをつくたびに誤ってスイッチを on/off してしまう。

サービスは以前と同じ。

機内映画は Patch Adams 。 ラジオをつけるといきなりノリントン指揮の幻想交響曲。 はじめて聞いたときはそれほどよい演奏とはおもわなかったが, 1秒で指揮者までわかる演奏というのは珍しいかも。

それ以外はあまり珍しい演奏はなかった。 去年出張から帰るときの飛行機ではいきなりペルトの 「カノン・ポカヤネン」 が流れてきて驚いたのを思い出す。 あとで CD 買ったら歌詞カードが教会スラブ語でちょっとうれしかった。

ホテルはいつもと同じ。 水道の蛇口の形が少し変わっていたくらい。 プールの正面なので照り返しがまぶしい。


1999-05-08

Internet Explorer 4.0 の話の続き。 4/27 に書いた話のうち, 「フレームを新しいウィンドウで開く」は PowerToy for IE4 だかなんだかを入れることによって右クリックメニューにこの機能が追加される, ということをメールで教わった。 ただし, フレームを使っていないページでもこのメニュー項目が現れるのはいただけない。

ほかにもいくつか不満がある。

フォームまわりやスタイルシート, TABLE の表示, 行の折り返し処理などにも不満があるが, これらはページ作成者が気をつければすむ問題なので除外する。

ヤングジャンプ 23号に手塚治虫の新連載!? と思ったら, 「どついたれ」単行本の宣伝用に連載第1回めをまるまる再掲したものだった。 びっくりした。

4/29 に買った CD のうち, 「Pupils of Messiaen」というアカペラ合唱曲集を聞く。 最初「メシアンの瞳」という意味かと思ったが(「20のまなざし」あたりからの連想), そうではなくて「メシアンの弟子たち」だった。 メシアン・シュトックハウゼン・クセナキスの曲をおさめている。 メシアン本人の曲も含むのだからこの題はおかしいような。

4/29 の文章が何か変だ。 「4500円ぶん CD が使える」は「… CD が買える」と書くつもりだった。


1999-05-06

宇宙科学研究所 サイトに 衛星命名のエピソード を書いたページがあり, 「てんま」について, 名前を発表したあとで「天馬」は「てんば」と読むことに気づいた, と書いてある。 たしかに, NHK日本語発音アクセント辞典新版(1998)をはじめ, 多くの国語辞典では「天馬」は「てんば」のみで「てんま」の読みでは出ていない。 ただし日本国語大辞典には「てんま」でも出ており, 用例もそれほど新しいわけではない。


1999-05-05

古厩忠夫「裏日本 -- 近代日本を問いなおす --」(岩波新書,1997)
を読む。 この本では原則として戦前は元号で年を唱え, 戦後は西暦で唱えているようだが, 少し例外もある。 「〜年代」の用例をこの本から集めてみたら, 以下のようなものがあった。

(ただし元号と西暦の「一九」は略している場合もある)

この結果だけ見ると 20世紀は西暦を使っているようにも見えるが, 「年代」以外に「年」の例もあわせて見ればそうでないことがわかる。

「明治四〇年代」「大正一〇年代」がないのは 5年強しかないからか。 明治・大正・昭和の最初の 10年を何と呼ぶかは不明。 「昭和初年」(p.50) あたりで代用しているのだろうか。 「昭和三〇年代」は p.105 に一回だけでてくるが, なぜ西暦でないのか不明。 「一九〇〇年代」(p.12)は「一九六〇年代」と対比して用いられているので, 1900年から始まる 10年間の意味だろうと判断できる。


1999-04-29

午後6時ごろ新宿駅のプラットフォームから町を望むとルミネの上に美しい虹がかかっていた。

池袋HMV で CD 購入。 ようやくメンバーズカードのスタンプが 80ポイントぶんたまる(1000円1ポイント)。 これで 4500円ぶん CD が使えるが 8月までに使わないと無効に...。 ヤマハみたいに期限なしだといいのだが。


1999-04-27

法輪功っていったい何者?

Internet Explorer 4.0 には, 機能的にいくつか不満がある。 Netscape のブラウザでいう「フレームを新しいウィンドウで開く」機能がないこと, フレームを使ったページをナビゲートしていると フレームの数が増えていく場合がある (再現手順不明) こと, URL に漢字を使っているとうまく飛べないことがあること(これはそんなことをするページが悪いのだろうが), タイトルの終わりが Shift JIS の 1バイトめに相当する場合, その後ろの </TITLE> を無視してしまい, ページの終わりまで全文をタイトルと見なしてしまうこと。 検索ダイアログがモーダルなのはかなり使いづらい。


1999-04-26

島森路子「広告業界の女たち」(岩波新書 1998)
を読み, 「ジョージアでひと休み」 の広告が受けたらしい(しかも男に!)ことを知って驚く。 私はあれを見て怒り, 絶対ジョージアを買うものかとひとり不買運動をしてたのに…。 「ひとが懸命に仕事をしているのを, 外野がギャーギャー言うんじゃない!」 とは思わなかったのかなあ, みんな。

4/19 に su-/shu- を「ツ」で写していると書いたが, 「色」をツオと書いている回があるのでそれだけではないようだ。

なぜか 4/15 から 4/20 の間だけ曜日を書いていて, しかもそれがまちがっていたので, 曜日は消した。


1999-04-20

「サンデー毎日」大正13年21号から40号まで, 麻雀以外の記事でおもしろかったものもちょっと書いておく。 オリンピック記事や移民問題の記事が多い。

22号(5/18) 「熱中 -- 顕象 -- 幻滅 -- それは女学生の新しい流行語」 よりいくつか引用。

今から二十年前には女学生にこの 「てよだわ」 を禁じようとして骨を折つたものだが、 流行語の勢力といふものは存外強いもので、 早くも普通一般になつて了つた。 のみならず「てよ」や「だわ」や「のよ」は女の言葉を一層優美にして見せるやうにさへなつた。 然るに数年来流行り出した「わよ」に至つては聊か下品である。 「よくつてよ」の代りに「いいわよ」は何うも感心しない。 併しこれも普遍的になれば誰(たれ)も怪しむものはなくなるだらう。

学習院やお茶の水の学生の言葉の美しさを示した後, いまどきの女学生語にふれる。

例えば「とても」といふ言葉は目下大流行であるが、 男学生から習つたものである。 これは信州地方その他田舎で用ゐられる言葉で、 夏休みに日本アルプス登山をした学生が、 案内者などのいふのを聞き覚えて、 東京に帰つて来てから使ひ出したのが始まりで、 元来打消しの言葉であるのを肯定の意味に用ゐてゐるところが餘計に奇妙である。 「凄い」といふ言葉も亦男学生から習つたので、 少しく目に立つ服装をしてゐると、 「凄い風ね」と言つたりする。 「素敵」「猛烈」「素晴らしい」「癪だ」の如き皆男学生から伝染つたのである。 美人のことをシヤンといふのも亦男学生間の通有語を分譲して貰つたのである。 これはもと独逸語で、 シヤンといつては発音が間違つてゐる訳だが、 「とてもシヤンね」を略して「トテシヤン」といふ言葉まで出来たのには驚く。

だそうだ。 「とても」の登山由来説は新村出の書いたものなどにも見える。

ちなみにタイトルにある「熱中」とは同性愛用語で「エス(シスターに由来)」などと共に紹介されている。

23号(5/25)には大阪毎日の「電気で写真を送る実験」のようすがある。

24号(6/1) メートル法の長所は「簡明」である (大阪毎日新聞所長 本山彦一)

は, メートル法実施の勅令発布を記念する連載。 しかしそれよりも,

懐胎女を逆さ吊りにしたり雪に裸で転がしたり 女房をモデルに「責め」の体験的研究を貪る伊藤静雨氏

の方にどうしても目がいってしまう。 写真入りだし‥‥

25号(6/8) 制度の変革と国民の覚悟 (大阪毎日新聞所長 本山彦一)

は前号の続き。昔の時刻の数え方が九つから逆に数えることについて,

これは一寸見ると四五六七を逆に並べたやうに見えるが、 実は九ツを計算の基数としてたもので (中略) 9×1=9 を九ツとし 9×2=18 の八をとつて八ツ、次は 9×3=27 の七をとつて七ツ、かく順次 9×4=36 9×5=45 9×6=54 の六、五、四を採つたものである。

と解説する。

31号(7/13) 夏休み旅行特集? ロッククライミングの紹介あり。

33号(7/27) には日本初(1922)のヌードポスターとしてその名も高い赤玉ポートワインの広告が出ている。

36号(8/17) 排日の本源は南アフリカ -- 米国の排日よりも重大な「石油問題」 (志賀重昂) より引用。

誰が油断大敵と昔から教へたか、 支那人は全くうまいことをいふ。 石油の油にして断つたならば国家は滅亡する、 豈に油断大敵ならずや

38号(8/31) タイピストは婦人に適した職業 に「タツチ運指法」の説明がある。


1999-04-19

「サンデー毎日」大正13年の話の麻雀記事について続き。

22号(5/18): 支那の競戯『麻雀(マージャン)』の世界的流行 (在北京 K・N生) は,

最近在支欧米人の社交界の必要品に麻雀なるものがある。 これを知らずして社交界に入ることは絶対に出来ない。

で始まる。 「日支欧米人入り乱れての麻雀戦(北京中央公園)」の写真も掲載されている。 麻雀の起源については, まぜる音がスズメの鳴き声のようだから, という説もすでに見えているが,

しかし明の時代に馬姓の将軍が出征中部下の退屈をまぎらすために造つたといふ説が一番尤もらしく聞える。 (中略)その名も麻雀とも書き馬将とも書く。 発音からいへば馬将の方がほんたうらしい。云々

という。 しかし「馬将」では「馬」の声調があわない。 OED にあるごとく上海(または寧波)方言に由来するのであれば, むしろ「麻雀」(最後の ng は児と考えて)の方が音が合う。 もちろんだからといってスズメが語源だというわけではないが。 今の中国の「麻将」は「麻雀」と「馬将」を足して 2で割ったような‥。

次の 23号から 40号まで, 「支那が生んだ世界的遊戯 麻雀(マージャン)の遊び方」の連載がある。 長いので, 説明は省いて, 主に中国語で記された用語を並べるにとどめる。

23号は牌の紹介。 牌の絵が載っているが, 東南西北の牌の左上隅に E S W N などと書いてあり, 西洋人向けである。
用語: 風頭(フントン) 発財(フアツアイ) 白板(パイフアン) 紅中(ホンチユン) 索子(ツアツ) 筒子(トンツー) 萬子(ワンツー)

24号は牌の組み合わせ方。
用語: 順子(シユインツ) 槓子(カンツ) [石並](ポン)
ただしここで「槓子」と呼んでいるのは刻子のこと。

25号は前号の補足で, 槓子は 3枚でなく 4枚でもよい, という話だけ。

26号は「麻雀の道具一揃」の写真が出ている。 あと聴牌の説明。
用語: 搭子(タイツ) 両門(リヤヲメン) 辺張(ピエンチヤン) 嵌張(カンチヤン) 単弔(タンチヤヨ)
次のページに麻雀牌の広告あり。 写真は連載に使われているのと同じもの。 MAR-JONG 麻雀(マーチャン) と書いてある(ャは小さい)。 「目下サンデー毎日連載大好評の娯楽品」 「目下世界的に流行しつヽある支那が生むだ評判の娯楽品」 などの文字が踊る。

27, 28号はいよいよ役の説明に入る。 まず満槓(マンカン) または満門(マンメン) 役, 今でいう満貫から。
用語:

  1. 天和(テエンホウ) または 天副(テエンフウ)
  2. 三元中選(サンユアンチユンチエン) 今で言う大三元
  3. 四喜臨門(シシリンメン)
  4. 国士無双(クヲシウシヨアン)
  5. 九連宝燈(チヲヲリエンパオトン) または 一気貫通(いいちクワントン) または 天衣無縫(テエンイウウフオン)
  6. 四槓子(スウカンツ)

次は普通の役。 用語:

  1. 対々副(ドエドエフウ) または鸞鳳和鳴(ランフオンハイミン) 10点
  2. [公-丶]九(ヤオチオオ) 20点
  3. 三槓子(サンカンツ)
  4. 海底撈月(ハイテイラオユエエ)
  5. 嶺上開花(リンシヤンカイホウ) 後では「リンシヤンカイホア」と書いている。 10点
  6. 金[奚隹]闘食(チンチイトウシイ) または槍槓(チヤンカン) 10点
  7. 混一色(ホンイイツオ) 10点
  8. 七対子(チイタイツ) 満槓の半分または両飜
  9. 平和(ピンホア) 10点
  10. 双[石並](ツアオポン) 2点
  11. 自模(ツウモウ) 嵌張(カンチヤン) 辺張(ピエンチヤン) 単弔(タンチヤヨ) 各2点。
  12. その他: 一筒撈月(イイトンラオユエー) 両索槍槓(リヤオツアオチヤンカン) 五筒開花(ウヽトンカイホア)

10点の代わりに一飜(イイフアン), 20点の代わりに両飜(リヤオハン) とする規定もあると書いてある。

なお, 九連宝燈は一名を清一色(チンイイツオ)とも呼ぶと書いてあるが, これは 30号に訂正記事が出た。 その他, 初めて荘家(チエンチヤ), 吃(チイ)の語が見える。

29号は「夏期特別号」で麻雀記事は休み。

30,31号はゲームの仕方
用語: 荘家(チヤンチヤ) 散家(サンチヤ) 井圏(チンチエン) 東家(トンチヤ) 西家(シイチヤ) 南家(ナンチヤ) 北家(ペイチヤ) 開門(カイメン)

なお, 牆壁のことは長壁(てうへき)と書いている。

32号もゲームの仕方続き
用語: 刻子(クオツ) 暗刻子(アンクオツ) 暗槓子(アンカンツ) 明槓子(ミンカンツ)
ここで初めて刻子と槓子が区別される。
あがるときはロンではなく「麻雀(マアジヤン)」若くは「好(フー)」と発声する。 二人以上が同時に発声した場合は無勝負となる由。

33号には王牌(おうはい)しか出てこない。 しかも日本語読みだ。

34号はあがり方と引き分け。
用語: 門風(メンフオン) 一飜(いちはん) 風子(フオンツ) 連風(リエンフオン) 東荘(トンチヤン) 荘風(チヤンフオン) 平局(ピンチイユ・ピンチユイ) 和了(ハイラ -- 平局と同じだそうだ) 封王罷戦(フオンワンパチヤン) 九老峰廻(チオオラオフオンホイ) 四槓算了(スウカンツアンラ) 沖和(チヨンハイ) 生張(シヨンチヤン) 熟張(シヨウチヤン) 零張(リンチヤン)

この回以降, 清一色のふりがなはチンイイソウになっている。

35号は策戦。 麻雀のふりがなはマージヤンとマアジヤンが入れ混じる。 あと中国語読みなのは 両面(リヤオメン)くらいで, 他は中白発(なかしろはつ), 搭子(とうし) のように音読み・訓読みを使っている。

36号は得点の計算。 ひとり分の点棒は 500点2本, 100点9本, 10点8本, 2点10本の計2000点。
用語: 平和(ピンフア) 二四(アルスー) [公-丶]半(ヤオパン)

37号は得点表および 4人以外での競技法。

38号は特殊ルール。
用語: 倒開門(タオカイメン) 三楼倒開門(サンロウタオカイメン) 抓皮四楼倒開門(パアピスウロウタオカイメン) 跳(チヤオ) 後把漲二倒開門(ホオパチヤンアルタオカイメン)

39号は「震災一周年 帝都復興号」だかで, 麻雀記事は休み。

40号はまとめ。
用語: 白板(しろいた)西(にし)白(パイ)発(クワ -- フワの誤植?) 混一色(ホンイイソウが2回, ホンイイツウが1回) などふりがながずいぶんいいかげんに振ってある。

「本誌係り記者が今回までに記述したルールは、 本場の支那南、 北に於けるそれを基礎として、 アメリカのそれのうち、 成程と思ふ一、二をつけ加へ若しくは参照とした (中略) 麻雀はまだ若(ヤング)な遊戯である」云々

どうもこの記者自身あまり麻雀には詳しくなかったようで, 修正しいしい連載しているかんじである。 用語の読みも途中からだんだん標準的中国語に近づいたり(色: ツオ→ソウ) 日本語読みに変わったりしている。 読みはおおむねペキン音のようだが, 珍しいのは su- / shu- をツで写している(及び選 xuan をチエンとする)点。 また両(リヤヲ)双(ツアオ)のように -ang をアオに写している点。 ただしどちらも方言の反映と見なす必要はないかもしれない。 「和」字の読みがずいぶんいろいろなのは, もともとの中国語でいくつもの破読があったものか。 「好(フー)」というのも実は「和」では? 嶺上開花が先頭の一回だけすでに「リンシヤンカイホウ」になっている。 現在の読みはこの記事をもとにしたものか? 「花」をホウとするのは呉語の影響とも考えられるが, 他が皆「ホア」なので単なる誤植か? 風頭がフントウでなくフントンなのも 「麻雀」と同じく, 呉語の接尾辞 「児(ng)」 がついているのかもしれないが, 他が全然呉語的でないので違うかも。


1999-04-15

夏時間, というか Windows とタイムゾーンの話のつづき。

まずシステム時計だが, Windows 95 ではタイムゾーンを変えても見かけの時刻は変化しないので, たとえばノートマシンを持って日本から米国に移動した場合, まずタイムゾーンを変えて, しかる後に時刻も合わせ直さなければならない。 いっぽう Windows NT 4.0 では, タイムゾーンを変更すれば, 自動的に時刻も変わってくれる。

次にファイルの時刻だが, Windows NT で NTFS を使った場合, タイムスタンプは UTC (GMT) で記録されているので, タイムゾーンを変えると自動的にファイルのタイムスタンプも変わる。 いっぽう (NT でも Win95/98 でも) FAT の場合はローカルタイムで記憶されているので, タイムゾーンを変えてもファイルの(見かけの)タイムスタンプは変わらない。

ただし, Win32 API レベルでは, ファイルの日付はファイルシステムにかかわらず常に UTC で得られる。 ローカルタイムを得るには FileTimeToLocalFileTime API を呼んで変換してやらなければならない。

気になるのが CD-ROM である。 ISO 9660 では, タイムスタンプをローカルタイム + 時差(15分単位) を記録することになっている。 しかしこの時差の扱いは OS によって違うような気がする(未調査)。

Windows95 で FAT が拡張されたが, 単に長いファイル名が使えるようになっただけでなく, 時刻関連も拡張されている。 古い FAT では最終更新時刻だけを記憶していたが, 新しい FAT ではこれに加えてファイルの作成時刻と最終アクセス時刻も記憶する。 しかし, おかしなことにこの 3つのタイムスタンプはそれぞれ精度が異なる。

種類 精度
作成時刻 10ミリ秒
最終アクセス時刻 1日
最終更新時刻 2秒

このため, Windows95 でファイルの「プロパティ」を見ると, 「作成日時」「更新日時」「アクセス日」と, 最終アクセス時刻だけが「日時」でなく「日」になっている。

また, ときどき「更新日時」より「作成日時」が 1秒だけ大きいファイルがあるが, これは更新日時が奇数秒のタイムスタンプを持つことができないため 切り捨ててしまったのが原因である。

内部的に, 長いファイルの記憶には別なディレクトリエントリ (隠しボリュームラベル) を利用しているが, タイムスタンプの拡張は, もともとのディレクトリエントリの予約部分を利用している。 具体的には:

オフセット(HEX) 長さ 意味
00 8 短い名前(ベース)
08 3 短い名前(拡張子)
0B 1 属性 (R|H|S|V|D|A)
0C 1 locase (08=base, 10=ext)
0D 1 作成ミリ秒 (1/100 秒単位で 0..199)
0E 2 作成時刻
10 2 作成日付
12 2 アクセス日付
14 2 先頭クラスタ上位ワード (FAT32 のみ, 他は 0)
16 2 更新時刻
18 2 更新日付
1A 2 先頭クラスタ下位ワード
1C 4 ファイルサイズ

オフセットが太字になっているのが拡張部分である。 (なお, Undocumented DOS 第二版に有名な「Long Filenames in “Chicago”」というコラムがあるが, Windows95 の出荷版ではこの部分の構造は大幅に変更されているので注意。)

内部構造を理解するには Linux kernel の fat ドライバのソースを読んでみるのが一番手っ取り早い。

なお, Windows95 以降の拡張 FAT のことを VFAT と呼ぶことがあるが, これは正式の名称ではないようだ。 VFAT という名前は Windows for Workgroup 3.11 以降の 32bit file access ドライバ vfat.vxd を意味し, ファイルシステムの名ではない。 GetVolumeInformation API で得られるファイルシステム名は単に “FAT” (または“FAT32”) である。 SDK のドキュメントには, 拡張 FAT ファイルシステムのことを「protected-mode FAT file system」と呼んでいる。 あんまり妥当な名前だとは思えないが, いちおうこれが正式名称と考えてよさそうだ。


1999-04-13

石原慎太郎が東京都知事になり, 中国のマスコミはジリノフスキーがモスクワ市長になったかのような騒ぎ。 「極右」「中国分割論者」「台湾カード」「軍備増強」‥‥

外国人労働者を排斥しはじめたりしなければいいのだが。


1999-04-08

Windows 日本語版で東京を夏時間対応にする方法。

  1. regedit を実行する。
  2. Windows95/98 の場合, [HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Time Zones\Tokyo] を,
    Windows NT の場合, [HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Time Zones\東京 (標準時)] を,
    開く。
    順に開いていくのが面倒な人は「Time Zones」を検索して, みつかったら「東京」を検索すればいい。
  3. もし Dlt という項目がなかったら,
    Dlt = "東京 (夏時間)"
    を追加する。 (たぶんすでに追加されているはず)
  4. TZI という項目が, たぶん下のようになっているので,
      E4 FD FF FF 00 00 00 00
      C4 FF FF FF 00 00 00 00
      00 00 00 00 00 00 00 00
      00 00 00 00 00 00 00 00
      00 00 00 00 00 00 00 00
      00 00 00 00 
      
    これを以下のように直す(下線部が修正個所)。
      E4 FD FF FF 00 00 00 00
      C4 FF FF FF 00 00 0A 00
      00 00 05 00 02 00 00 00
      00 00 00 00 00 00 04 00
      00 00 01 00 02 00 00 00
      00 00 00 00 
      
    下線部だけ説明すると, 最初の 3箇所 0A,05,02 がそれぞれ 10月,最後の週,午前2時を意味し, 次の 04,01,02 が 4月,第一週,午前2時を表す。
  5. regedit を終了し, コントロールパネルから「日付と時刻」を選ぶ。 「タイム ゾーン」で「東京」を選び, 「自動的に夏時間の調整をする」チェックボックスが有効になっている(灰色表示でない)ことを確認して, OK ボタンを押す。
  6. これで夏時間対応になったはずである。

上に書いた TZI とは Time Zone Information の略で, 以下のような構造になっている。

10..3 バイトめ GMT からの時差(単位:分) FFFFFDE4 = -540分 = -9時間
24..7 バイトめ 冬時間の(上の 1 に対する)差(単位:分) 0
38..11 バイトめ 夏時間の(上の 1 に対する)差(単位:分) FFFFFFC4 = -60分 = -1時間
412..27 バイトめ 冬時間の開始: 2バイトずつ, 年・月・曜(0=日曜)・週(5=最終)・時・分・秒・ミリ秒
528..43 バイトめ 夏時間の開始: フォーマットは上と同じ

あと, 環境変数 TZ を見るアプリケーションがあれば, TZ=JST-9JDT とかを設定しておく。

しかし「TZ=JST-9」決め打ちにしているアプリケーションも多いと思われる。 (たしか Windows 用 Java VM の中にそういうのがあったような気が...)


1999-04-06

昨晩右手小指を突き指, 今日は帰りの電車で握り棒をつかみ損ねて左手中指の爪がはげかけ。 キーボードをたたくのがちとつらい。

きのうの話にまちがいがあった。

   $ bcc32 echoterm.c -o echoterm-bcc

と書いたのは,

   $ bcc32 -eechoterm-bcc echoterm.c

の誤り。 つい gcc や cl につられてしまった。

なお, echoterm.c は最初書いたときには getenv("TERM") と書いていたのですが, あとで getenv("SHELL") に直したときプログラム名の方を直すのを忘れていました。


1999-04-05

cygwin の話題が奥村さんのところで出ているので悪口をば。

cygwin はとにかく unix 用プログラムを修正する手間を省いて windows 上で動くようにしようとするものである。 しかも windows 上で動きさえすればよく, ほかの windows 上のプログラムと共存しようという発想が根本的に欠落している。 このため, Windows ユーザーからみても unix ユーザーからみても奇怪な動作に満ちあふれている。

誤解のないようあらかじめ断っておくが, unix ツールを DOS, Windows その他の環境に移植すること自体には私は賛成であるし, 現に移植には長い歴史もあるし, 成功したものも多い。 また, 市販の C 言語開発環境は多かれ少なかれ unix を模倣している。
私が問題にしようとしているのは, unix 依存部を除いて一般化する手続きをとらず, 既存の Windows プログラムとの共存をはかろうともせずに閉鎖的システムを作る cygwin の態度にある。

以下, cygwin の発想のまずさが具体的にどのへんに現れているかを列挙してみよう。 比較の対象として, 「まともに」 Windows に移植されている MKS Toolkit を使う。

例えば, ps コマンドは cygwin でコンパイルしたプロセスしか表示しないことだけを考えても, cygwin が排他的な閉じたシステムであることがよくわかる。
これに対して, MKS Toolkit の ps は, ちゃんとふつうのプロセスも表示するし, それに対して kill でシグナルを送ることもできる。

od は入力ファイル中に 1AH があるとそこでファイルの終わりが来たと誤解して止まってしまう。 これを防ぐには, なんと入力ファイルのあるディレクトリを「バイナリマウント」しなければならない。 こんなふざけた話はきいたことがない。 単にファイルをオープンするときにバイナリモード(別に DOS の専売特許ではない) で開くようにすればいいだけなのに, その手間を省こうとするからこういうことになる。
もちろん MKS の od はこんなばかげたことをしなくてもちゃんと動く。

改行の扱いはさらにケッサクである。 例えば,

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
int main()
{
    printf("%s\n", getenv("SHELL"));
    return 0; 
}

のような簡単なプログラム(echoterm.c)を作ったとしよう。 これを bash 上で,

   $ gcc echoterm.c -o echoterm-gcc
   $ ls -l `./echoterm-gcc`

のように gcc でコンパイル・実行すれば, 当然

   $ ls -l $SHELL

と同じ結果になる。 ところが, 同じプログラムを他のコンパイラ(Visual C++, Borland C++ etc.) でコンパイルして実行すると,

   $ bcc32 echoterm.c -o echoterm-bcc
   $ ls -l `./echoterm-bcc`
   : No such file or directory

というおかしな結果になってしまう。 ところが奇妙なことに,

   $ ./echoterm-bcc > result.bcc
   $ ./echoterm.gcc > result.gcc

とやると, 結果は等しい。 さらに頭の痛い話に,

   $ ls -l `cat result.bcc`

は正常に動作する。

要するに cygwin の dll が, コマンド置換などの場面でのみ, 先に述べたバイナリマウントと同じような処理を行っているのである。

コマンド置換だけが問題ならば IFS を変えればいい話だと思うかもしれないが, パイプでも同じ問題が発生するので, 対処のしようがない。 それもこれも閉鎖的発想で cygwin が作られているのが根本的原因である。

なお, mingw32 という, cygwin のランタイム dll を使わないライブラリもあるが, これを使うと gcc でコンパイルしても改行問題が発生する。

gcc で Windows プログラムも開発できることになっているが, 実際にはヘッダファイルが不足しており, まともなプログラムの開発にたえない。 commctrl.h や ole2.h のような非常に重要なファイルがないのはいたい。 リソースは windres というツールでオブジェクトに変換してくれるが, ソースの文字集合を指定することができないので, これも実用にたえるかどうか疑問である。 (リソースのコンパイル以前に本体のプログラムがコンパイルできないので, windres を使うに至らないというのが正直なところ)
B18 のころは -mwindows オプションをつけただけで コンパイルエラーになって唖然とした(リンクはできる)が, さすがに最近はそういうことはなくなった。

パス名の区切りにいちおう「\」も使えることになっているが, 実用上はまず使えないと思ってよい。 例えば dirname や basename に「\」で区切ったパス名を渡すと悲惨である。
もちろん MKS の dirname や basename は「\」にも対応している。 マニュアルを読まなくても, 「たぶんこの指定で動くかな」と予測したように動いてくれる。
ちなみに, MKS にはちゃんと man もあれば Windows 方式のオンラインヘルプもあり, more も vi もある(日本語処理に問題はあるが)。 リダイレクトでない本物のパイプを使って動く more は快適だ。 cygwin にはこれらのツールがまったく欠けており, B20 でようやく less が追加された。 もっとも私はこのこと自体は不満に思っていない。

ほかにもいろいろ問題がある。 たとえば, du は異常に遅い。 しかもネットワークドライブ上ではとんでもない結果を返すことがある。
bash は実行したコマンドをコマンドウィンドウのタイトルにするが, そのコマンドが終了後に元に戻さない。 全然本気で作っていないことがよくわかる。
それにひきかえ, MKS のシェルは起動するとコマンドウィンドウにツールバーをつけてくれる。 ボタンを押すと環境変数設定ダイアログやオンラインヘルプ・ヒストリなどが現れる仕組みだ。 まあここまでやるとやりすぎのような気がするが。

要するに cygwin は根本的な発想が閉鎖的なので, その発想から出てきたものはすべて腐っており, 今後改良される見込みもない。 オープンソースだからといって直しようのないものはどうしようもない。 タダより高いものはない。 捨てましょう。 gcc が使いたければ Linux 上で動かしましょう。

(BOW みたいなのだったら, 同じ閉鎖的であるにしてもまだ救いがあるんだが...)


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