米国事情といっても年ごとにかわるし, 地方によって, 家庭によってもそうとう差がある。 たとえばケーブルテレビがよく普及しているといっても, 地上波しかみられない人だってけっこういるのであり, ケーブル局のカートゥーンネットワークから地上波の Kids' WB にティーンタイタンズがやってきたときは, よろこんでいる人がかなりいた。
わたしが日本から米国に出張でいっていたころ, さいわいホテルやアパートにはケーブルのうつるテレビがついていた。 約70チャンネルのうち 16チャンネルが地上波の再送で, サンフランシスコ・サンノゼ・モントレーの放送がはいる。 ちなみに地上波はコールサインが K からはじまる 4文字なのですぐわかる (東海岸では W からはじまる)のだが, KTVU と KCBA が FOX で, KNTV が ABC で, KRON が NBC で, KBHK が UPN で, KOFY が WB で…… という関係をおぼえるのがたいへんだった。
その週に放送する番組をしるには, 日本とおなじように「TV Guide」という雑誌を買う。 日本のようにチャンネルごとに欄がわかれているわけではなくて, 時刻ごとに, 何チャンネルで何がはじまるかが書いてある。 こうすれば空白部分がすくなくなるので, せまい誌面に多くのチャンネルをつめこむことができるわけだ。
ところがこまったことに, 家のチャンネルと「TV Guide」に書いてあるチャンネルがぜんぜんちがうのだ。 たとえば KOFY(WB) は「TV Guide」では 20チャンネルなのに, じっさいのテレビでは 14チャンネルなのだ。 どうも「TV Guide」が準拠しているところとケーブル会社がちがうのでこういうことがおこるらしい。 こういうとき, やっぱりサンタクルズはいなかなんだなあ……と実感。 ケーブル専用局はチャンネル番号でなく局名の略称(ニコロデオンは NIK とか)で書いてあるからいいが, もちろんその局がどのチャンネルであるかを暗記していなければならない。
それだけでなく, なぜか「TV Guide」にのっていないチャンネルが 10個くらいある。 CNN ヘッドラインニュースや QVC(通販), 天気予報チャンネルなどがないのはわかるが, なぜかカートゥーンネットワークがのっていない!
番組を知るもうひとつの方法は, つねに番組表を表示している「Preview Channel」というチャンネルをみることだ。 しかし, 「TV Guide」とちがって 1時間半ぶんしかわからないし, ゆっくりとスクロールしていく画面をしんぼうづよく見つづけなければならないのがつらい。
いまのように World Wide Web が発達していないころのお話でした。
投稿時刻 2004-09-06 00:42 於 life::av | コメント (0)