USA Today の記事 「Ad glut turns off viewers」より。
米国のテレビ番組をみたことのある人は, コマーシャルの長さにおどろいたとおもうが, これがますますふえつつあるという話。 1時間のドラマにはいるコマーシャルの量が, 1996年には 9:53 だったのに, 2004年には 15:48 にまでのびているという。 しかも, 記事によると ABC はいままで 4回だったコマーシャルブレークの数を 6回にふやして, コマーシャルの時間をさらにふやそうとしており, WB なども追従するらしい。
いまも「The Buzz on Maggie」は 30分2話構成なのに, 2話めの前半と後半をくぎってむりやりコマーシャルをいれている。 Cartoon Network は, 以前は番組と番組のあいだ, および 30分枠の中間(3話構成なら 2話めと 3話めの間)に 3分のコマーシャルを入れているだけだったが, さいきんはオープニングのあとにもコマーシャルを入れているので, 本編がはじまるのが番組開始 5分後くらいになっている。 「Totally Spies」のあとに「Atomic Betty」をやっていたころには, 画面を 2分割して Totally のエンディングと Betty のオープニングをまとめて放送することで, コマーシャル時間をかせいでいた。 WB や Fox などの地上波ではコマーシャルはもっとひんぱんにかかるので, Cartoon Network が同様になるのも時間の問題だとおもわれる。
コマーシャルがふえるということは, こま切れのなかにもり上げる部分をつくらなければならなくなるということで, ストーリーづくりに無理が生じる可能性がある。 「The Batman」で唐突なかんじのストーリーが多いのは, ひとつにはこれが原因ではないかとおもう。 また, 古い番組は新しいコマーシャルブレークのことを考慮していないため, 再放送が減るかもしれない。 海外から輸入した番組についても, 時間をあわせるために, いままで以上に編集が加わる可能性がでてくる。 いずれにしても視聴者にとって良いことはほとんどないので, なんらかの規制をかけてほしいものだ。
投稿時刻 2005-10-13 06:16 於 life::av | コメント (0)