カリフォルニアでは電圧は 110V, コンセントもアース用の穴がひとつ多い以外はほぼ同じ形なので, 日本の電化製品はだいたいそのままカリフォルニアで使える。 逆もおおむねしかりだが, 周波数が 60Hz で, それ以外の周波数のことなど考慮していないので, まれに関東ではまともに動かないことがある。 パワパフのアナログ式時計を輸入したら, 時刻がぜんぜんあわずに困った, という話をきいたことがある。
テレビの信号も日本とおなじ NTSC 式なので, 基本的に日本のビデオは米国でもそのまま見られるが, すこし気をつけなければならないことがある。
ひとつは, 日本の音声多重放送。 これは米国にはない機能なので, 音声多重の番組を米国の機器で再生すると, 2か国語両方が同時にきこえてしまう。 片方の音声をオフにすればいいとおもうかもしれないが, アメリカの AV 機器は, たいてい音声切りかえ機能がリモコンについておらず (日本ではリモコンに大量のボタンをつけたがるのに対して, 機種にもよるが, アメリカではリモコン自体は単純にして, それ以外の機能はメニューボタンを押して画面から選択するようになっていることが多い), どうやったら音声をきりかえられるのかわからない人が多い。 日本から米国へビデオをおくるときは注意すること。 (米国にも SAP という音声多重放送があるが, 日本とは異なる方式。 カートゥーンで SAP 対応の番組はほとんどない)
ぎゃくに, 米国のビデオには SP(標準), EP(3倍) のほかに LP(2倍) というのがあるため, 米国にすむ友人に番組を録画しておくってもらったらこの方式だったので困った, という話をきいたことがある。
米国では, 聴覚障害者のためにクローズトキャプション(字幕のようなもの)を表示する機能を受像機につけることが 義務づけられている。 多くの番組やビデオにはクローズキャプションがついていて, これは英語があまり得意でない我々にとって大変ありがたい機能だ。 日本でもクローズドキャプションのデコーダーが 1万円強で売っているし, 米国製キャプチャソフトには, クローズトキャプションをテキストに落とせる機能のついたものもある。
クローズトキャプションは字幕とはかなり異なり, せりふ以外でもたとえば音楽が鳴ったり効果音が聞こえる, といった場合にも出る。 まじめなシーンで, ドアが開くたびに「door creaks」というキャプションがでるので爆笑したことがあった。 英語以外, たとえばジェニーが日本語をしゃべるばあいはどうするかというと, 「speaks Japanese」と出るのである。 スペイン語のせりふばあいはもっとちゃんとしたキャプションが出ることが多いが, かならずしも信用できないようだ。 最近多いオープニング曲が日本語のカートゥーンの場合, 1回おきに英語キャプションになったり日本語(ローマ字)になったりする場合もある。
ちなみに英国では手話放送がさかんで, パワパフの手話放送のおねえさんはすごい美人だときいたことがある。 一度みたいとおもっているけれど, まだ果たせていない。
どんなAV機器をそろえているかは日本以上にまちまちで, わたしの同僚でも SAMSUNG の 50インチのディスプレイに 5+1ch の人から, モノラル VHS のビデオを RF 端子でつないでいるような人まで, さまざまである。
投稿時刻 2004-09-17 15:59 於 life::av | コメント (0)