米国の ATM で金をあずけるときは, まずそなえつけの封筒に金を入れ, 封筒のまま ATM にほうりこむ。 しかる後に, いくら入れたかを自己申告で入力する。
日本の ATM からはかんがえらないやり方だが, もちろん無意味にこんな変な方法をとっているわけではない。 米国では現金だけでなく小切手も ATM に入れなければならず (米国では大量の現金を受けわたすことがほとんどないので, むしろ小切手のほうが主), 小切手は金額が手書きのことが多いし, フォーマットもきわめて自由なので, 数値を機械に読ませるのは至難のわざなのだ。
ところが, わたしが日本にいるあいだに, このへんの事情がかわってきたらしい。 Wells Fargo という大手の銀行が「封筒不要の ATM」の設置をはじめたのだ。 自動販売機とおなじようなかんじで小切手を ATM に入れると, 機械が金額を OCR で読みとってくれる。 ただ, 誤読とか, 読めないことも多く, かえって手間がふえると不満を述べる人も多い。
わたしは Wells Fargo のユーザーではないのだが, うちの銀行もそれをまねて, 先月ごろから ATM をどんどん「封筒不要」方式のものにリプレースしはじめた。 ちょうど 6月ぶんの給料を小切手でもらっていたので, この新型 ATM に読ませてよろこんでいたのだが, 7月になって会社が買収されると小切手のフォーマットも変わり, 新しい小切手は ATM が読んでくれなくなってしまった。 (現在は自動振りこみになっているので, 問題ないが……) 6月に住んでいたアパートの敷金がさいきんかえってきたのだが, それも(印刷であるにもかかわらず) 読んでもらえなかった。 いまのところ, 読めない小切手のほうが多いような気がする。
投稿時刻 2008-08-07 17:12 於 life::etc | コメント (0)