漫棚通信ブログ版の 「『ペルセポリス』アニメ化」 など, いろんなところですでにふれられているが, 「ペルセポリス」のアニメ版がカンヌで上映され, 審査委員賞(および Palm Dog 賞)を受賞した。 フランスでは 6/27 に一般公開されるようだ。
「ペルセポリス」は, まんがといっても, あまりまんがらしくなく, 解説的なせりふが多いし(主人公がモノローグで語りを入れている所も多い), 絵も, 版画のような極端なコントラストを使った独特のもので (主人公が成長したあとは, ちょっと「大阪豆ゴハン」っぽいようでもあるが), これがどうアニメ化されるのか, 気になっていた。 公式MySpace のビデオをみるかぎり, すごくよさそう。 (日本語字幕つきのメイキングが AFPBB News で見られる) それほどよく動いているわけではないのだが, チャドルを着た革命防衛隊のにゅるんとした動きとかが, 原作のまんがにないシーンも大量に追加されているようだ。 「Palm Dog 賞」を取ったそうだが, 原作には犬は数コマしか出てきていない。
よく見ると, けっこうアメリカのカートゥーンっぽいところもある。 部屋の奥をこっそりテケテケテケ……と歩いていくシーンとか。
白黒のままでアニメ化されたのは, もとの漫画のふんいきを残すのには役だっているのだが, 本文中に「青いコート」とか「赤い靴下」とかが出てくるので, カラーで見たいとも思った。
新日本映画社のサイトで, 映画 「オフサイド・ガールズ」 の特別鑑賞券を買うと, マルジャン・サトラピ特製ポストカードをプレゼント, と書いてあるのも, ちょっと気になる。
作者の名前「マルジャーン」とはサンゴのこと。 なお, Wikipedia 英語版 では 2007-05-31 まで名前が「مرجانه」とつづられていたのだが (これだと「マルジャーネ」になる), 現在の版では -h が取れて「مرجان」になっている。 ペルシャ語版 でも同様に, 2007-06-02 に「مرجان」に直されている。 どっちが正しいのか, 不明。 それにしても, この記事のペルシャ語版はすごい速度で更新されてるな。
投稿時刻 2007-06-10 22:20 於 toon::etc | コメント (0)