こないだ観た「ペルセポリス」のプログラムに, 「バレエ・リュス」 のチラシがはさまっていたので, こっちも観に行った。 (関連新聞記事: 朝日, 読売)
年季のはいったストラビンスキーファンである私としては, ロシアバレエ団(Ballets Russes)の記録映画とあらば, なにを置いても観にいかなければならない。 とは言え, この映画は, 撮影時に生きのこっていた人々へのインタビューを中心に構成されているので, ストラヴィンスキーはもちろん, ディアギレフもニジンスキーもほとんど出てこない。 ピカソやマチスもちょろっとスチル写真に出てくるだけ。 ただし, 音楽のほうはふんだんに使われていた。 ダンス・コンセルタントを踊るシーンがあったのは感激。 曲だけ聞くとそれほど名曲とはおもえないのだが, 振りがつくといいねえ。 それにしても, よくこれだけ古い映像が残っていたものだ。
私は, こういう時間の流れをかんじさせる映画には弱いので, ついホロッとしてしまった。 南米公演とか, 知らないことも多かった。 ただ, 内容が非常に濃くて, 登場人物も多いので, 1回見ただけでは, だれが何をしたのか, おぼえきれなかったりする。 (じつは全編が YouTube にあがっているので, 復習可能)
……ということはさておいて, カートゥーンと関係のありそうなネタ。 アダム・ウェスト版のバットマンでバットガールをつとめたイヴォンヌ・クレイグって, ロシアバレエ団の出身だったんだね! 映画にいきなりバットマンが出てきたので, びびったよ。 (オリオンの奴隷女は出てこなかった) ただし彼女自身は米国の人で, ロシアバレエ団が米国に引っこしてから入団したようだ。
ディズニーの「ファンタジア」に出てくる, ジョコンダの「時の踊り」のカバの踊りは, ロシアバレエ団のターニャ・リャブシンスカがモデルをつとめたというのは 知っていたが, 映画にはこちらのほうのシーンは出てこなかった。 ターニャ本人へのインタビューはあったが, 撮影後に亡くなったので, 貴重な映像になった。
投稿時刻 2008-01-08 00:47 於 toon::movie | コメント (0)