デクスターやパワパフ・サムジャ・グリムなど, 人気番組の多い Cartoon Cartoons の一番組でありながら, 日本では放送されず, 米国でもひっそりと忘れ去られつつある番組, それが Dave Wasson 作の「Time Squad」だ。 26話までつくられたあとは新作がつくられず, いまは午前5時というひどい時間にひっそりと再放送されている。
いちおうストーリーとしては, 未来のタイムパトロールであるバック・タドラッセル(なぜか常に苗字で呼ばれる)と, おとものロボットのラリー3000(声がマーク・ハミルだが, 性格は C3PO に近い) が時間のひずみを正すというもの。 これに 21世紀に暮す孤児のオットーがぐうぜん加わり, 3人組で行動する。 タドラッセルは体力はあるが歴史の知識がさっぱりなく, 何をどう直せばいいのかがわからない。 そこで歴史マニアのオットーが説明をするので, まあ歴史の勉強にもなる, というわけだ。
でてくる有名人物は孔子からブッシュ大統領までとはばひろいが, 致命的な欠陥として, 絵がぜんぜん本人に似ていない。 しかもおこる事件といえば「フビライがコミックおたくになっちゃった!」 とか, 「ジャンヌ・ダルクとグーテンベルクが入れかわった!」 とか, ありそうもない話ばかりで, せっかく歴史上の人物を出した意味がほとんどない話が大部分だ。
しかも, この歴史上の有名人物というのは, あくまでアメリカ人にとって有名という意味で, 日本では有名でも何でもない人である場合が多い。 たとえば,
みたいなギャグをかまされても, 太平洋岸まで探検したルイスとクラークのことを知らなければ, タドラッセルの方に同意したくなってしまうというものだ。 日本で放送されなかったのには, このへんの事情もあるのだろう。
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投稿時刻 2004-08-25 06:06 於 toon::Time Squad | コメント (2)