カートゥーンネットワーク によると, 日本で「ティーン・タイタンズ」を 11/22 に放送開始するそうだ。 それはめでたいが, 上記ページが「地球を救う」を連発しているのが気になる。
たしかにタイタンズが宇宙へでかけていくこともあるが, 基本的にはひとつの町のなかで物語が完結している。 そのことは米国で番組がはじまるまえにおこなわれた, Sam Register へのインタビュー (Comics2Film) でもはっきり言われている。 Sam Register は職を得たその日に 「ティーン・タイタンズ」 をやることを提案した, この番組の生みの親であり, 番組の方向性をきめた人でもある。
このインタビューによると, 「Justice League をみる人々よりももっと幼い世代にもわかるように」 という, それ自身ではあまりうれしくない動機によって, 主役の極端な性格づけや, いつでも同じ服を着ていることや, 敵が主役と同じ町に住んでいることなどがきめられていった, という。 Sam Register はこの番組では 「世界が危機にさらされることはない。 そんなのは CNN で見られる」 といっている。 9/11 の影響がここにもでているわけだ。 (ちなみにパワパフも CN 側の要請によって 3人に性格のちがいをもたせたのだそうだ。 もとの Whoopass Girls は全員おなじ性格だった)
こういう方法だとえてして駄作が生まれるものだが (おなじ Sam Register による「The Batman」はなんとなくその傾向が……), 「ティーン・タイタンズ」ではそれがあらたな表現へとつながったわけで, なにごともやり方しだいというわけなのだろう。
なお, このインタビューでちょっと気になったのは, 「Glen Murakami は Bruce Timm といっしょに仕事をしてきたけれど, かれはアニメにもつよく影響をうけている」 という箇所。 まるで Bruce Timm が日本アニメの影響を受けてないような書きかただが, Bruce Timm の描いた セーラームーン や ダーティーペア や 綾波 や アスカ をみれば, そうでないことは一目瞭然だ。
投稿時刻 2004-09-25 07:33 於 toon::Teen Titans | コメント (7)