ジョン K. について(8)

The Ripping Friends (2001)

「レンとスティンピー」以来ひさしぶりのテレビシリーズ。 今回は人間が主人公で, 男の中の男である Rip, Slab, Chunk そしてリーダーの Crag の 4人 (および留守番の Jimmy the Idiot)が, 体力にまかせて正義をまもる話, かな? Spümcø Canada と Cambium Entertainment の合作で, カナダ政府の援助をうけてつくられているが, 舞台は米国である。 1シーズン 13話。 FOX のサタデーモーニング枠で 2001年 9月15日から翌年 1月にかけて 12話まで放送されたが, まずいことに放送開始がニューヨーク世界貿易センターの事件とぶつかってしまい, Ripping Friends が大統領を誘拐したりホワイトハウスに核ミサイル(というか爆弾)でつっこんだりする 13話めは放送されなかったし, 続編がつくられることもなかった。 もっとつづいていればアクションフィギュアなどを出す予定もあったらしいのだが……

のちにカートゥーンネットワークのアダルト・スイムでも再放送されたが, こちらも 12話まで。 (FOX では第9話も放送されなかったらしい。 カナダの Teletoon では 13話まで放送されたそうだ) Lions Gate が, 最初の 3話と, 米国未放送の第13話をまとめた DVD を出しており, 現在も入手可能 (amazon)。

内容は完全なギャグで, Ripping Friends は皆むさくるしく, 武器といえば鍛えぬいた体だけだし, 4人はたがいに人種がちがうらしい(Slab は明らかに黒人)のに, He-Mom という「ママ」がいる。 いちおう Rip が主人公で, Crag がリーダーだが, 4人の能力に差があるかどうかよくわからない。 とくに予想外のものを擬人化する技法がめだち, 敵もとんでもない(足のイボがあつまってできた摩擦怪人とか……)。

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左は Slab が涙をこらえるシーンで涙が擬人化。 右は男の友情シーン。

Tenacious D "Fuck Her Gently" music video (2001?)

Spümcø のフラッシュ作品だが, Gabe Swarr が演出し, John K. はプロデュースのみしている。 天使(のかっこうをした Tenacious D)が悪魔にセックスの技術を教える内容で, あきらかにテレビでは放送できない内容のため, オンラインでのみ公開された。 げんざいも Tenacious D のサイト でダウンロードすることができる。 DVD The Complete Masterworks に収録されているようだ。

The Jetsons: Father and Son Day / The Best Son (2002?)

Spümcø のフラッシュ短編。 げんざいも adultswim.com に Father and Son Day のクリップが置いてある。 Gabe Swarr が演出しているが, John K. は脚本などの仕事をしている。 Gabe Swarr のサイトである Big Pants Mouse に, John K. が脚本とともにおくってきた Jetsons の絵 がある。 2001年5月だから「The Ripping Friends」をつくっていたころのもののようだ。

上記サイトによると, Gabe Swarr のフラッシュ作品にはほかに 「The Flintstones: Yesterday's Tomorrow Today」 があるようだが, 公開されたことがあるかどうか不明。

Boo Boo Bear: Boo Boo And The Man (2003)

Spümcø のフラッシュ短編で, こっちは John K. の演出。 adultswim.com に ビデオクリップ がある。 ブーブーの声は John K. 本人があてている。 絵はカンタンだが, 上の The Jetsons よりはちゃんと動いている。 むちゃくちゃにいじめられるブーブーがひどい。 後半の表情もすばらしい。

けっきょく今回も尻切れ。 次回こそはレンとスティンピーの新作について書くつもり。

投稿時刻 2004-12-17 17:09toon::tv | コメント (0)