従順さ

日本でもはじまって, いろんな意味で大反響 :-) の KND だが, 米国で KND の本放送がはじまったのは, パワパフの第5シーズン開始とおなじ日(2002-12-06)で, 勝負でいうとあきらかに「パワパフの勝ち」だったので, 個人的にはその後 KND はあまり注意してみていない。

Toonzone: Cartoon Network's Fridays ファンサイトでの Warburton インタビュー によると, もとは「Kenny and the Chimp」の方がメインで, KND は彼らのとなりにいる問題児の集団という設定の脇キャラだったのだが, CN 側が KND の方により興味をしめしたために, こっちをメインにもってきたらしい。 かしこい選択だろう。

非力な子供が大人をぎゃふんといわせるという形式の番組はいつでも人気がでるものだが (パワパフも見方によってはこのパターンの一種といえなくもない), KND ではそこのところがちょっと図式的すぎて, 損しているような気がする。 図式とあんまり関係ない, ハムスターの幽霊の話とかはおもしろかったかも……

ところで英語には subordinate ということばがあって, 英和辞典では「従順な」という訳がついているために, いい意味ではないかとかんがえてしまいがちだが, 「他人に隷属する」という悪い意味になることが多い(とくにフェミニズム関係で)。 日本のテレビ番組でおじぎをするシーンなど, ときどき subordinate だとやりだまにあがる (弁護する側は, これは subordinate じゃなくて polite なんだ, と弁明)。 パワパフでさえも, 博士やキーン先生の指示にしたがっている点をとらえて, subordinate であると批判されたことがあった(URL さがしたけれど不明...)。 他人に従順であれ, 人生の負け犬になれ, と教える番組というわけだ。 さすがにそんなのは少数意見だが。

その点からみて, KND はどこからみても従順ではないので, 子供の教育にもよろしい, ということになる。

投稿時刻 2004-09-08 23:40toon::tv | コメント (0)

現在のコメント:

この記事のトラックバック用URL:
http://www.massangeana.com/toon/cgi-bin/blosxom.cgi/toon/tv/subord.trackback

新規コメントの投稿